DailySocialが2015年のインドネシアのスタートアップ・シーンを総括、今年期待の起業家や投資家を発表

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.1.15

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<ピックアップ> DailySocial.id Luncurkan Laporan Startup 2015

THE BRIDGE のパートナーメディアであるインドネシアの DailySocial は、2015年のインドネシアのスタートアップ・シーンを総括した「Indonesia Tech Startup Report 2015」を発表した。

インドネシアの一人あたり GDP は3,540ドルとなり、フィリピンやベトナムなど近隣のアジア諸国を上回っており、年間可処分所得が5,000〜15,000ドルの中間層は2020年までに、現在の36%から58%にまで一気に増える見込みだ。6,000万人いると言われる低所得層は今後10年以内に中間層へとシフトする見込みだ。また、2.5億人いるインドネシア国民のうち、約半分は30歳未満である。

インドネシアのインターネット人口は8,360万人で、全人口の33%。また、モバイル普及率は113%で、均してみると一人一台以上のモバイル機器を所有している計算になる。モバイルユーザのうち34%は3G以上のブロードバンド・ネットワークを使っており、インドネシアのモバイル市場をターゲットにする上で、ナローバンドを意識する必要性は徐々にではあるが薄れつつある。

一方、Eコマースの状況を見てみると銀行決済や代引が8割以上を占めており、まだまだ開発の余地が残されていることがわかる。東南アジアの小売業全体におけるEコマースの売上割合は1〜2%にとどまっており、世界平均が8%であることから考えても大きな伸びしろがある。

2015年には、公にされたものだけで少なくとも70件のスタートアップ投資が実施され、約50の投資家がこれらの投資に参加。投資活動において特に顕著なのはエンジェル投資家の台頭で、2015年には Angel EQANGIN(Angel Investment Network Indonesia)という2つのエンジェル投資家団体が組織された。ANGIN には2015年10月現在37人のエンジェル投資家が名を連ね、Angel EQ には15人の立ち上げメンバーがいる。インドネシア全体では100人以上のエンジェル投資家が積極的に投資活動を行っているとされる。

「Indonesia Tech Startup Report 2015」にはセクター別のスタートアップ動向、市場動向に関する分析に加え、2016年に DailySocial がインドネシアで最も活躍を期待するスタートアップ10社、起業家10人、投資会社5社についても紹介されているので、あわせて参考にしてほしい。

「Indonesia Tech Startup Report 2015」は英語版で、ここから無料でダウンロードすることができる。

Via DailySocial

Source: Wikipedia
Source: Wikipedia

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