UdacityでGoogleがディープラーニング講座を開設、開発者向けコースの入学者は100万人を突破

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Googleと無料オンライン学習プログラムのUdacityが、ディープラーニングの基本を無料で学べるコース「Deep Learning:Taking machine learning to the next level」を開設した。インストラクターを担当する一人がVincent Vanhoucke氏。彼は、Googleのディープラーニングインフラストラクチャーチームを率いている。

Vanhoucke氏はディープラーニングの学習環境について、ソースやツールがアカデミアの外では充実していなかった5年前の状況と比較して「今や研究者もオープンソースツールを使い、研究結果をオープンにするトレンドが定着し始めている。マシーンラーニングの基本を理解していれば、その知識は誰もが簡単にアクセスできるようになっている」という。そして、このコースは「ディープラーニングに挑戦してみたいと強く思っていたけれども、まだそのスタートを切れていない人向け」であると語っている。

彼の言及する「マシーンラーニングのオープンソースツール」の代表が、Googleが昨年11月に公開したTensorFlowだ。マシーンラーニングのライブラリ TensorFlowを学習に用いながら、今回のUdacityでの講座も進められる。

さらにGoogleは今週木曜日、GoogleがUdacity上に開設している開発者向けのコースへの入学者が100万人を超えたとも発表している

Googleは昨年12月には、インドで30以上の大学と提携して新たに200万人のAndroidデベロッパーを教育するプログラムをローンチすると発表した。教育を通じて、AndroidやTensorFlowのエコシステムを世界に拡大するGoogleの挑戦が続いている。

関連記事:インドでのプレゼンス強化を図るGoogle、200万人のAndroidデベロッパー教育プログラムをローンチ

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