ナイルが提供するユーザ参加型のスマートフォンアプリ情報サービス「Appliv(アプリヴ)」の海外展開は順調に進んでいるようだ。
同社は今週月曜日、インドとシンガポールのWebサイト「Appliv」版を今月中に順次リリースすることを発表した。
ナイルは、昨年9月に海外展開を本格化させることを発表。すでに展開を開始している米国、イギリス、カナダ、オーストラリア、フィリピン、ケニア、アイルランドの7カ国に、今回発表された2カ国を加えて計9カ国で事業を展開することになる。
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複数の国々に展開しながらも、言語は英語のみ。共通した言語でありながら、国ごとサイトを分けているのは、国によって言語体系が異なっていたり、マーケットの事情が異なるためだ。
前回の取材時では、2016年春頃をめどに各国英語版の合計で数百万人のユーザ数を目指しているとコメントしていた。同社は、現在、昨年フィリピンに設立した子会社 NYLE ASIA PACIFIC においてアプリのレビュー記事を生産している。
2016年夏をめどに1カ国あたりレビュー記事数およそ10,000本まで増やしていく予定だと発表しており、レビュー記事を数多く生産していくことで、上記の目標ユーザ数の達成を目指していくと見られる。
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