「いいね!」を拡張した Facebookの「リアクション」、公式にグローバルローンチへ

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<ピックアップ>Facebook gives everyone access to Reactions, its ‘Like button’ extension

Facebookの「いいね!」ボタンが拡張して多様な表現が可能になる「Reactions(リアクション)」が、グローバルに公式ローンチした。「いいね!」ボタンの上にカーソルを合わせると「いいね!」「超いいね!」「悲しいね」などのの6つのボタンが表示されて、そのときの感情に応じて使い分けることができる機能だ。

Facebook によれば、このリアクションボタンが最終的に今の形になるまで 1年を要したという。

「主要なユーザーグループを含めた国際的なリサーチとアンケートを実施して、どのようなリアクションがもっとも必要とされているかを見極めました。また、ユーザーが投稿上でどのようにコメントしているか、人気のスティッカーや絵文字は何かをこれまで見て、どのようなリアクションを提供するべきかを決めました」とFacebookのプロダクトマネジャー Sammi Krug氏はブログ上でコメントしている。

Facebookの成長に欠かすことのできなかった「いいね!」ボタンの変更に取り組んでいることを、CEOのザッカーバーグ氏が明らかにしたのは昨年9月のことだ。「難民危機や家族の誰かが亡くなるというような悲しいことをシェアしたいときに、いいねボタンを使うのが気まずく感じるかもしれない。いいね以外の選択肢を提供することは重要だと考えている」と当時ザッカーバーグ氏は語っていた。

先月の決算報告にれば、月間アクティブユーザーが15億9000万に達したFacebook。今回のリアクションのローンチは、この膨大なユーザーにリーチしたい広告主やソーシャルグラフ機能にとっても、便利なものになるだろう。どのような投稿に対してどのような感情がフィードバックとしてあるかが細かく理解できるようになれば、広告主にとってのFacebookの魅力はさらに高まることになりそうだ。

via. VentureBeat

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