ミートアップでの名刺交換タイムが楽に、名刺管理アプリ「Eight」がスマホで名刺交換できる機能を追加

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「紙での名刺交換なんて古臭い習慣だ」「この行為は紙の無駄なのでは」「Facebookのアカウントがわかればいいや」そんなことを名刺交換の際に考えたことはないだろうか。

交換の際にも、交換後の管理にも困るのが紙の名刺。この名刺をデジタル化しようという挑戦は、数多くのプレイヤーによって長らく続けられてきた。

そのフロントランナーであるSansanは、同社が開発する個⼈向け名刺管理アプリ「Eight(エイト)」の最新バージョンで、スマホを使って名刺交換が可能になる「オンライン名刺交換」機能を実装した。

アプリを通じての名刺交換の方法には、Googleが提供する近接通信を⽀援する技術「Nearby API」を使用する。これは、Bluetooth、Wi-Fi、デバイスのスピーカーとマイクを使⽤した不可聴の音を組み合わせて使⽤し、複数ユーザとアプリの間でデータを共有可能にする技術だ。

「Eight」では、この技術を用いて、名刺を交換する際にEightユーザを検出。名刺データを送受信できるようになった。1 対 1 だけでなく、複数のユーザ間でも同時に交換することができる。なお、同技術はiOSとAndroidの双方に対応している。

「Nearby API」を利用しての交換以外に、QRコードを読み取ることでも交換でき、名刺交換する相手がEightユーザでない場合は、メールで送信することができる。

「Eight」は名刺交換後の管理をデジタルへと代えてきた。次は、名刺交換という行為自体もデジタルに転換できるだろうか。ひとまず、今回の機能を飲み会やミートアップの場で活用すれば、名刺交換タイムは大幅に短縮されそうだ。

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