現実世界をマルチプレイヤーFPSゲームの戦場にする「Father.IO」がIndiegogoに登場、すでにiOSとAndroidにて一部機能のベータテストが行われている。
FPSとはファーストパーソン・シューティングゲームの略で、プレイヤーもしくは主人公の視点でゲーム内の世界を任意で移動することができる3Dのアクションシューティングゲームを指す。
今回公開されたゲームの紹介映像では、実際の屋外で、8人のプレイヤー「Father.IO」をプレイしている様子が描かれている。4人ずつ「HUMANS」と「EVOLVED」の2つのチームに別れ、スマートフォンの画面を通して撃ち合い、バトルは最後の1人になるまで繰り広げられる。
ゲームモードは「大規模マルチプレイ」と「クイックマッチ」の2種類に分かれ、Ingressのように現実世界に基づいた領土を奪い合うのが「大規模マルチプレイ」、「クイックマッチ」は近くにいるプレイヤーとデスマッチ等を行うモードだ。
「Father.IO」をプレイするには、「インセプター」という専用のデバイスが必要。Bluetoothで接続し、50mの射程を持つ赤外線照射エミッターと、その情報を受取る6つの赤外線センサーを搭載している。
現在、インセプターを使用しないタクティカルマップをプレイするベータテストが公開されている。iOSは2,000人というダウンロードの人数制限があるが、Androidでは無制限。
Father.IOは夏の本格リリースに向け、Indiegogoでクラウドファンディング中。記事執筆時点で4900人が支援を行い、目標金額の5万ドル(約560万円)を大きく超える出資を集めている。
20ドル(約2200円)の出資で、Father.IOのインセプターを1台とiOS/AndroidのFather.IO専用アプリが入手できるが、残念ながら日本への配送は行っていない。
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