2016年(今年の)仮想・拡張現実への投資金額は既に11億ドル(1320億円)に・市場が注目されるその理由

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画像:Magic Leap on YouTube

<ピックアップ> Investments in VR/AR have already hit $1.1 billion in 2016

仮想・拡張現実の市場への注目が高まってますね。昨年あたりから提携しているVentureBeatの記事量も感覚的に増えてますし、MagicLeapを始めとする大型調達案件も出てきてますので、具体的な動きも激しくなっています。

TCの記事で見かけた市場調査(毎度おなじみのDigi Capital)試算では、ここ2カ月で投資された金額は既に11億ドル(120円換算で1320億円)に到達しているそうです。もちろんこれはシリーズCラウンドで7億9350万ドルというお化け調達を成功させたMagicLeapが大半を占めているわけなのですが、それでも残り3億ドル近くも動いているわけで、やはり全体的にスマートフォン・シフトと似たような盛り上がりを感じつつあります。

<参考記事>

拡張現実のMagic Leapが8億ドル超の調達報道ーー調達合計14億ドル超でこの分野ぶっちぎりに

ところでこの仮想・拡張現実について「??」が付いている方も多いと思います。あのヘッドセットを本当にみんな付けるの?とか所詮ポルノとゲームで何が変わるのかよくわからない、まあその辺りかなと。私も実はつい最近までそういう感じでした。

ただ、日本のスタートアップの場合、イメージしやすい前例があります。そう、セカイカメラです。頓智ドットというあまりにも早すぎる国産スタートアップが取り組んでいた拡張現実世界が、現実のものとなったらどうなるか。私が色々と関係者にお話を聞く限りではそれが答えに近い印象です。

因みに現在のヘッドセットは完全に周囲が見えない没入型ですが、今後は網膜照射による透過型(周りの世界が見えてそこに拡張された情報が掲載される)が中心になると予想されています。

メガネやコンタクトのようなデバイスですが、それを付けると夜のお店で隣に座ったホステスさんの好みが分かる、そういう世界観です。ほら、欲しくなったでしょう。

情報端末がPC、モバイルと来てその次はもう直接見えるようになる、というのがこの市場をもってスマートフォン・シフトの次と言わしめる理由です。

MagicLeapが注目を集めるのも、iPhoneを世に出したAppleがどうなったかを考えればごく自然な投資とも言えます。(因みにMagicLeapが取り組んでいるのはミックスド・リアリティ、混在現実と言われてます。それに必要なテザリング・ヘッドセット、技術を作っているという噂です)

引き続きこの辺りを重点的にウォッチして参ります。

via TechCrunch