医師が実名や所属病院名を明かした上で医療やヘルスケア関連のニュースを解説する「イシコメ」がβ版で登場

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それが日常的な症状でも大病でも、医療全般にまつわる情報量は増え続けています。ところが、それらの情報の信憑性は定かではなく、むしろ情報を検索すればするほど混乱が生じてしまう状況だといっても過言ではありません。

そんな中、広い人にとって医療をより身近なものにし、医療における情報格差を無くすために誕生したのが、「イシコメ」です。日本の医師の3人に1人、10万人以上の医師が登録する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアが、その医師ネットワークを活用することで誕生しました。

3月16日にβ版としてリリースされたイシコメは、一般ユーザーを対象とした医療メディア。仕組み上は、医療版NewsPicksといったところ。医師は、その実名・顔写真・所属病院名を公開した上で、日々の気になるニュースを独自の視点でピックアップしてコメントします。一人の医師がピックアップしたニュースに対して、複数の医師がコメントを追加できるため、情報の信頼性が高まります。

大病院からクリニックまでイシコメに参加する医師はさまざま。お気に入りの医師を見つけたら、その医師のプロフィールページ(その一例)でコメント一覧を確認することができます。イシコメを情報収集のために役立てるのはもちろんのこと、例えば、その医師のもとに通うようなユースケースも想定されます。

イシコメは、今後もさまざまな機能追加を予定しています。例えば、一般会員が気になったニュースに対して医師からのコメントをリクエストできたり、お気に入りドクターをフォローできたりする機能。また、独自コンテンツも充実させていくとのこと。医療やヘルスケアの分野に特化したベテラン記者が、医療ニュースをわかりやすく解説したり、医師執筆陣による連載企画なども配信していきます。

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