Jack Ma(馬雲)氏、Alibaba(阿里巴巴)の偽造品対策に新戦略を展開

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今年こそ Alibaba(阿里巴巴)は自社サイトの偽造品対策ができるだろうか?

Jack Ma(馬雲)氏はそう考えている。神出鬼没の Alibaba 創業者は最近の偽造品防止チームミーティングに激励に訪れた。「当社の偽造品防止関連のミーティングには17年間一度も欠席したことはありませんし、これからもありません」と Ma 氏は述べた。しかし、そう語るだけではなかった。Ma 氏はチームに無制限の予算と人材を約束したのだ。

Ma 氏はその資金と人材でチームにやり方を変えてほしいという。

長年にわたって、私たちは従来の手法で偽造品と戦ってきましたが、真面目に取り組めば取り組むほど偽造品は次々に現れてきました。インターネット企業らしく、ビッグデータ技術のようなインターネットの手法で問題を解決する時が来ました。(Ma氏)

目標は、受け身な戦いを止めること。Ma 氏は攻撃を仕掛けるのだ。

今までは、息を切らしてネズミを追いかけ駆除していたようなものですが、これからはネズミが生き残るのに必要な環境を一掃していきます。

これはどういうことかと言うと、Ma 氏によれば、Taobao(淘宝)のみならず競合プラットフォームの JD.com(京東商城)や WeChat(微信)など場所を問わず、Alibaba チームは偽造業者や知的財産権を侵害する業者をとことん追い詰めるという。

Ma 氏はチームに対しこう告げたという。

チームの成功の見極めは、偽造業者が活動・生存できる場所をそもそも与えないことができるかどうかということです。

Alibaba は中国の警察当局とも協力していく予定だ。これは既に同社が偽造品対策として行っていることのようで、同社は昨年4月から715件の犯罪容疑者の逮捕に協力していると Sina Tech(新浪科技)に述べている

悪評との決別

Jack Ma 氏の発言から、今年の偽造品対策への本気度がうかがえる。理由は容易に理解できる。Alibaba の偽造品と知的財産権侵害商品は国内・国外の両方でトラブルを引き起こしており、海賊版の温床という Taobao の悪評は国際ブランドとして汚点となっているからだ。

少なくとも現時点では間違いなく相応の汚点と言える。例えば Taobao にアクセスして好きなゲームを検索し、価格を安い順に並べ替えるとほぼ間違いなく違法コピーが販売されているだろう。スポーツチームのユニフォームやグッズについても然りだ。以前よりは偽造品やぼったくり商品の数は減ったというが、問題の解決はできていない。無制限の資金と人材を投じた新たな Jack Ma 氏の肝入りチームは、ついに偽造業者を一掃できるだろうか?

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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