ペット用自動給餌器「PETLY」が世界的デザイン賞のレッドドットを受賞、海外への展開を本格化

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東京を拠点に活動するペットスタートアップ RINN が開発するペット用自動給餌器「PETLY」現行モデルが、世界的なデザイン賞のひとつであるドイツの「レッドドット・デザイン賞」を受賞した。

「red dot design award(レッドドットデザインアワード)は、ドイツのDesign Zentrum Nordrhein Westfalenが主催する、世界最大級のデザイン賞。過去2年以内に製品化されたデザインを対象とし、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの審査基準に基づき、審査が行われる。

2016年度は世界57か国の企業やデザイナーから合計5,214点の応募があった中から、「PETLY」は「プロダクトデザイン 2016」を受賞。受賞作品は、レッドドットウェブサイトおよび、レッドドットデザインミュージアムにて展示、公開される予定となっている。

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日本でもインテリアショップやセレクトショップに足を運ぶと、「レッドドット・デザイン賞」を受賞したことを示すラベルを貼られた商品を目にすることがある。「PETLY」のようなプロダクトにとって、レッドドット・デザイン賞を受賞したことは今後のプラスになるだろう。

RINNは、2014年7月に「PETLY」を発売。その後、猫をテーマにしたライフスタイルマガジン「MILL magazine」の発行や、猫をテーマにした商品プロデュース・ブランディングを手掛ける「MILL CREATIVE」事業をスタートさせてきている。

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RINN代表取締役の梁原正寛氏は、

「今年は6月末から「MILL」のヨーロッパ、アジア、北米の販売展開と同時に、「PETLY」もグローバルにて販売を加速させます。PETLYの需要が高いと思われる都市へMILLを展開させることが当初からの事業計画でした。2017年にはIoT製品を市場投入予定です」

と今年の展望についてコメントした。デザイン性を重視しながらプロダクトや事業を展開してきている RINN が、投入を予定しているというIoTプロダクトについても続報を待ちたい。

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