車のハンドルに取り付けて、ハンドルから手を離さずにスマートフォンを操作できる「Radiomize」が Indiegogo でクラウドファンディング中だ。
スマートフォンを操作しながらの自動車の脇見運転による事故を減らすことを目的として開発されたという。
この「Randomize」は、自動車のハンドルカバー型の装置だ。設置はかんたんで通常のハンドルカバーのように上からかぶせるだけ。
20秒もあれば取り付けが完成するという。
ハンドル右上のタッチパッド部で、専用のアプリをインストールしたスマートフォンが操作可能となる。ハンドルを握った手の指で触れ、音楽の再生・スキップ・停止や、受信したメッセージの読み上げ操作等を行うことができる。
このタッチパッド部分はノートパソコンのそれをイメージするとわかりやすいだろうか。左上、右上、下半分の3つのエリアに分かれており、上部左右の箇所をタップ、ダブルタップや長押しで操作、下半分は指を滑らせてスクロール操作をするために利用する。画面のスクロール操作ができるのは、脇見運転にならないよう停車時のみに限られるなど、安全に配慮されている。
利用者の好みを学習しパーソナライズされた音楽プレイリストを作成してくれる機能も搭載する。
また、事故防止を目的として開発されたデバイスらしく、緊急時には、あらかじめ設定しておいたメッセージを最大5人に送信する機能も備える。バッテリーは交換可能なコイン電池式で、約1年の動作が可能だという。
対応言語は、英語をはじめ、フランス語、ドイツ語など計9カ国語に対応し、日本語もサポートされている。
Indiegogo では、49ドルの支援から「Radiomize」1個を手に入れることができる。日本への発送も可能で、送料は別途+10ドルかかる。順調に開発が進んだ場合、2016年の8月頃の発送となる予定だ。
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