記憶への定着率を向上させる」ーーオンライン資格試験サービス「資格スクエア」が脳科学の知見を活かした問題演習機能をリリース

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shikaku

オンライン資格試験サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットが、脳研究者・池谷裕二氏監修のもと新たな問題演習機能「脳科学ラーニング」を2016年3月15日にリリースした。

サイトビジットが独自に開発したアルゴリズムを使用し、ユーザの理解度に合わせて、記憶に定着しやすいよう問題を出してくれる。「脳科学ラーニング」は、司法試験講座、行政書士講座を皮切りに順次提供を開始する。

問題演習の種類は3つ。講義ごとのO×形式の「理解度チェック」、その理解度に合わせて複数講義分を出題する「確認テスト」、受講者全員が共通した問題を解くテスト形式の「総復習テスト」だ。

それぞれの問題に対して解答した後、ユーザが自身の回答に対して「もちろんO」「たぶんO」「たぶん×」「もちろん×」の4択で理解度を記録することで、記憶が曖昧な状態で正解した問題や自信があったけれども間違った問題などを判別可能にする。復習の際には、学習者の理解度とユーザ全体の正答率をもとに出題順位が選別される。

「脳科学ラーニング」の成績や動画試聴の進捗は、管理機能で閲覧可能。資格の合格ラインまでにはあとどのくらいなのか、自分の学習はどれくらい進んでいるのかを可視化することで、ユーザのモチベーションを上げる狙い。

サイトビジットは、オンラインレジュメ編集機能や質問投稿機能などを備えた学習の効率化システム「資格スクエアクラウド」で特許を出願していたが、「脳科学ラーニング」においても特許を出願しているという。

オンラインで資格試験のコンテンツを提供する「資格スクエア」、学習の進行を効率化する「資格スクエアクラウド」、そして、今回リリースした学んだことを記憶に定着させるための問題演習機能「脳科学ラーニング」。

これでようやく、サービス当初にサイトビジット代表取締役の鬼頭 政人氏から話を聞いていた機能が出揃った。この先、「資格スクエア」がどう展開していくのか楽しみだ。

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