<ピックアップ>Facebook Messenger can now be your boarding pass on KLM flights
Facebookメッセンジャーの進化が止まらない。最近では、Uberの競合で配車アプリのLyftがFacebookメッセンジャーから車を呼べる機能を発表したが、ついに大手航空会社であるKLMオランダ航空との提携もスタートした。
KLMで航空券を予約する際に「Facebookメッセンジャー上でフライト情報のアップデートを受け取る」をチェックすると、メッセンジャー上でKLMオランダ航空の搭乗券が受け取れたり、予約確認、フライト情報のアップデートなどを受け取ることができる。
また、予約客はメッセンジャー上の会話を通じて、KLMのカスタマーサポートともやりとりをすることができる。まさに、会話型のフォーマットを活かしたサービスだ。
Facebookのメッセンジャーチームを率いるDavid Marcus氏は「これは個人的にもずっと解決したかったことです。ストレスと航空旅行の複雑さを取り除くことです」とコメントしている。その問題を解決する上で、KLMは「最初のパートナー」と言及していることから、今後も大手航空会社との提携を進めていく姿勢が感じられる。
Facebookメッセンジャーの月間利用者数は、昨年末には8億人を突破し、順調な成長を遂げている。メッセージングサービスの競争が激化する中で、人気サービスとの統合が進んでいけば、Facebookメッセンジャーの独自の位置が確立されそうだ。
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via. The Verge
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