狙いは”インバウンド”ーー厳選レストランの予約・決済サービス「ポケットコンシェルジュ」が500 Startups等から資金調達

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厳選されたレストランの予約・決済サービス「ポケットコンシェルジュ」を運営するポケットメニューが、アイ・マーキュリーキャピタル、アドウェイズ、マネックスベンチャーズ、アライドアーキテクツ、500 Startups Japanが運営するファンドを引受先とした第三者割当増資を実施した。

ポケットメニューは、2015年2月にLINEの投資ファンド「LINE Life Global Gateway」から資金調達を行って以来の調達となり、今回の調達金額は数億円台前半だという。なお、本案件は500 Startups Japanによる投資事例の最初のひとつ。

今回調達した資金は日本におけるインバウンド需要拡大に向けた準備を行うために使われ、ポケットメニューは旅行代理店やメディアとの連携を強化していく方針だ。

「ポケットコンシェルジュ」が提供している体験は、レストランの厳選と予約、そして決済の3つ。「日本の素晴らしい食文化を世界中の方々にストレスなく楽しんでもらいたい」そうポケットメニュー代表取締役の戸門 慶氏は語る。

戸門氏「訪日客がレストランに行く際には、言語の壁があります。来日した人が食べたいと考える和食をストレスなく楽しむために、「ポケットコンシェルジュ」は訪日客とレストラン側、双方のストレスのポイントを減らしています」

現在、「ポケットコンシェルジュ」は会員が毎月全体で3000人ほど増加し、その中でも海外ユーザが1000人弱登録しているという。登録した海外ユーザのうち、300人弱が実際に予約までしているそうだ。

戸門氏「海外のユーザは、いまアジアがメイン。客単価は平均すると2万7〜8千円ほど。一度利用してくださった海外ユーザは、滞在中に平均2回弱「ポケットコンシェルジュ」を利用してレストランを楽しんでいます」

「ポケットコンシェルジュ」を利用するユーザは、現在Facebook経由か、検索経由での流入が多いそうだ。「お店の名前で検索した際に、ポケットコンシェルジュの記事がレストランのすぐ下に表示されるようになっています」と戸門氏は語る。

戸門氏「よりユーザを獲得していくために、今後は旅行代理店やホテルと組んでいきたいと考えています。将来の海外展開も見据えて、B2Bのアライアンスを強化していきます」

海外企業とのネットワークの面で、今回出資をしている500 Startups Japanの持つアセットが活きる。500 Startups Japan マネージングパートナーの澤山陽平氏は「500 Startupsの一番の強みはネットワーク。ポケットメニューはそこを活かしてくれるチームだと思います」と語る。

500 Startupsは、将来が期待できる新企業を支援するために、「ディストロ」と呼ばれるグロースハッキング専門のチームも擁している。「ポケットコンシェルジュ」は顧客獲得単価やLTVにおいて良い数字が出ているため、ここを改善していくという。

戸門氏「この先、カスタマーサポート周りは力を入れていきたいと思います。ザッポスのようなホスピタリティを発揮していきたい。相手が喜ぶ姿を見たいというような人と一緒に働きたいですね」

そう戸門氏は移転直前のオフィスにて、意気込みを語ってくれた。

ポケットメニューと500 Startups Japanのチーム
ポケットメニューと500 Startups Japanのチーム
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