勢いにのるSnapchat、Instagramを超えて米ティーンエイジャーが支持するソーシャルアプリ1位に

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<ピックアップ>Snapchat is stealing Instagram’s teen users away

右肩上がりの成長で注目を集めているSnapchatだが、投資銀行の Piper Jaffrayが年に2回、6,500名のアメリカのティーンエイジャーを対象に行っている調査によると、「もっとも重要なソーシャルネットワーク」としてSnapchatが支持されており、僅差でInstagramの支持数を超えたことが分かった。

2015年秋に行われた同調査で1位に選ばれたのはInstagramで、33パーセントの回答者が支持した。当時Snapchatを支持した割合は19パーセントで、まだ両者の差はかなり開いていたのだが、半年後の今回の調査ではSnapchatが28パーセント、Instagramが27パーセントと、僅差ながらSnapchatが追い抜いたのだ。ここ半年でSnapchatの人気が急成長していることを示唆している。

なお、Twitterが18パーセント、Facebookが17パーセントと続いているものの、2年前に比べるとどちらも支持率は下がっており、若い層の支持を集めるのに苦戦している。

支持率の成長がもたつくなか、Instagramを所有するFacebookは、Instagramの写真フィードの表示アルゴリズムを、時系列ではなくユーザーの興味度合いに応じて変える仕組みに変更することを検討中。また、Snapchat風機能を取り入れるべく、写真上に落書きをできる「codes」という機能を追加したり、写真デコレーションアプリMSQRDの買収を通じて顔に様々な面白いフィルターをかけられる機能を導入することを計画中とのこと。

ティーンエイジャーの支持獲得に必死のソーシャルアプリの戦いは、まだまだ続きそうだ。

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via. Business Insider

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