ネスプレッソみたいなポーション・パックで野菜ジュースを作ってくれるスマート・ジューサー「Juicero」が7000万ドル(約79億円)調達

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<ピックアップ> This smart juicer company just raised $70 million

なんでしょう、このスマート・ジューサーという言葉に感じられる「もやもや」とした気持ち。でも、内容を見れば「おお、なるほど」と思う逸品でした。

インターネット接続型のキッチン用品を手がけるJuicero.comの製品で、TechCrunchが報じるところによるとこの度、Artis Venturesをリード投資家として7000万ドル(約79億円)を調達したそうです。(Fortuneの記事では調達金額が1億2000万ドルになってました

記事によると同社のフラグシップ製品は699ドルのコールドプレスジューサーで、この筐体というよりもパックされた野菜の方がアイデアですかね。この動画を見ればよくわかりますが、要はコーヒーのネスプレッソとかそれの野菜ジュース版です。

オーガニック栽培の野菜が工場で綺麗にパックされて、それをこの筐体に挟んでボタンを押せばその場で搾りたての野菜ジュースを出してくれます。幾つかの味があり、価格は若干というかかなり高くて1パック4ドルから10ドルだそうです。現在はカリフォルニアのみの販売。

筐体はインターネット接続型になっていて、個人の好みや絞ってるデータを取りながら定期購入の内容を勝手にパーソナライズしてくれるところなんかはらしいといえばらしいですね。

創業者は健康食品を販売するOrganic Avenueの前CEOであるDoug Evans氏でJuiceroの創業は2013年。因みにCBには2016年、オフィシャルサイトでは2013年となっていて、この辺りは明確な情報がありませんでしたが前職の経営が多難だったみたいで、その辺りが理由なのかもしれません。

via TechCrunch, Forbes, Fortune

 

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