Y Combinator、フェローシッププログラムへの参加スタートアップの選考にHacker Newsの力を借りる

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Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
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Y Combinatorは、次回のFellowshipプログラムに参加する価値のあるスタートアップを探すのにクラウドソーシングが役立つかを試している。同インキュベータの最新実験では、アーリーステージスタートアッププログラムに参加するスタートアップを少なくとも2社選ぶため、Hacker Newsコミュニティの力を借りている

スタートアップコミュニティフォーラムへの投稿で、Daniel Gackle氏は興味を持った企業は4月27日までに「Apply HN」トラックを通じて申請書を提出しなければならないと説明した。彼はファウンダーに「Apply HN」から始まる件名で投稿し、事業内容を説明するようアドバイスした。そこで、Hacker Newsコミュニティから質問と意見が寄せられるという。

特定のスタートアップ候補に賛成票または反対票を入れたい場合はHacker Newsスレッド内で意思表示できるようになっているが、Gackle氏はメンバーに対してフィードバックでは「友好的(nice)」であるよう呼びかけている。「スタートアップにインタビューする際は、好奇心と探求心を忘れないようにしてください。友好的な態度をもつことが前提です。Niceという言葉は元々『未知』という意味です。その後、『正確で注意深い』という意味になりました。今では、『親切で思慮深い』という意味になっています。こういった意味を合わせ持つ態度で臨みましょう。」

Y Combinatorは賛成票の数とHacker Newsスレッドにおける議論のクオリティに基づいて「勝者」を決定する。「賛成票は最も重要な要素ですが、それだけに頼るには不十分であり、制度の悪用に繋がりかねません。ですので、私どもは賛成票とコメントの両面からコミュニティの興味を正しく見極め、疑問が出た場合は私が最終決断を下すか、コミュニティに最終判断を委ねる方法を考えます。」

Gackle氏は「Apply HN」プロセスは単なる実験であり、小さな規模から始めると強調する。承認された企業は、次のステップに向けて資金のみを必要としている若いスタートアップ向けのYC Fellowshipプログラムに参加する。Y Combinatorからは1万2000米ドルの資金が提供されるが、このシリコンバレー企業が運営する従来のスタートアッププログラムには含まれない。

Hacker NewsがY Combinatorに加わるスタートアップに関して大きな役割を果たすというGackle氏の決断は、Y Combinator代表Sam Altman氏が「完全に独立した意見の場」であることを保つために、コミュニティフォーラムの切り離しをを決めた7ヶ月後のことであった。当時、Altman氏はこう言っていた。

HNが完全に独立した意見の場であることは不可欠だとYCの誰もが認識しており、プロダクト、エンジニアリングと進行に関しては、Danの意思決定に絶対的な信頼を寄せています。Danは直接私に報告してくれますが、私自身は関わり過ぎないようにするつもりです。熱心なユーザー(携帯でもっと読みやすくなればとは思っていますが)であり、常にアイデアをふくらませることを楽しんでいますが。また、Danが望めばYC Board of Overseersに直接報告できるオプションを用意しています。

Y Combinatorは、Hacker Newsを通じて資金提供するスタートアップは2社以上という以外、具体的な数は明かしていない。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】