韓国政府の未来創造科学部(미래창조과학부)と情報通信産業振興院(정보통신산업진흥원)は12日、2013年から開始されたアクセラレータ・プログラム「K-Startup Grand Challenge」について、今秋開催分から世界の卓越したスタートアップ40社を招聘募集すると発表した。3ヶ月間にわって行われるこのプログラムでは、参加スタートアップの韓国での生活費として毎月4,100ドル、チーム内3人までの出発国〜ソウル間の往復航空券が支給される。会場となるのは、ソウル・カンナム(江南/강남)から地下鉄で15分ほどの、有名テック企業やスタートアップが集まるパンギョ・テクノバレー(판교테크노밸리)内に、今年3月にオープンしたばかりの Startup Campus。参加スタートアップには、オフィススペースに加え、大企業とのコラボレーションやハードウェア・プロトタイピングの設備なども提供する。
「K-Startup Grand Challenge」への応募エントリの締切は6月14日。応募で選ばれた160社は、8月にオンラインまたは世界各都市で開かれるピッチ審査を受けて、80社にまで絞り込まれる。さらにそこから選ばれた40社が、韓国でのアクセラレータ・プログラムに招聘される予定だ。12月上旬にはデモデイが開催され、上位20社には3.3万ドル、さらに上位4社には6,000〜10万ドルの出資金がアクセラレータや外部投資家から提供されることとなっている。
日本内外のスタートアップや起業家が一堂に会する SLUSH ASIA 2016 が、千葉・幕張メッセで始まった。フィンランド・ヘルシンキでスタートした SLUSH が、SLUSH として日本で開催されるのは2回目。Pioneers Asia、GMIC Tokyo など、海外発のカンファレンスが続々と東京版を仕掛ける中、SLUSH は今秋にも SLUSH CHINA として上海にも進出することが明らかになるなど、今、アジアの最も勢いのあるスタートアップ・カンファレンスの一つと言っていいだろう。
Internet of Things(以下、IoT)およびInternet of Everything(以下、IoE)関連の事業に挑戦するスタートアップを支援するABBALabは5月13日、新たな投資ファンドとなるABBALab IoE ファンド1号投資事業有限責任組合を組成したことを発表した。 ファンド規模は15億円(訂正:ファンド資金の調達表現に一部誤りがありました。訂正させていただきます)で…
Internet of Things(以下、IoT)およびInternet of Everything(以下、IoE)関連の事業に挑戦するスタートアップを支援するABBALabは5月13日、新たな投資ファンドとなるABBALab IoE ファンド1号投資事業有限責任組合を組成したことを発表した。
ファンド規模は15億円(訂正:ファンド資金の調達表現に一部誤りがありました。訂正させていただきます)で運用期間は10年。LP出資に参加しているのはMistletoe、Hon Hai venture capital fund 2020、双日、さくらインターネット、個人投資家。
(Hon Hai venture capital fund 2020を運営する)foxconnは既にFOVEに投資をしてくれていますし、双日はSYMAXを取り扱うべく協力を始めてくれています。さくらインターネットもアパマンとのホームIoTにおいてtsumugのプロダクトを採用すべく動いてくれています。
会話AIエンジンを開発する ZEALS は13日、ウェブメディアのパブリッシャーが記事コンテンツ配信用のチャットボットを作成できる API「BOT TREE for MEDIA」をローンチすると発表した。このサービスを使うことで、パブリッシャーは、LINE、Facebook、Slack、Skype などを通じて、読者からの記事に関する問い合わせに対応可能なチャットボットの提供が可能になる。13日時…
会話AIエンジンを開発する ZEALS は13日、ウェブメディアのパブリッシャーが記事コンテンツ配信用のチャットボットを作成できる API「BOT TREE for MEDIA」をローンチすると発表した。このサービスを使うことで、パブリッシャーは、LINE、Facebook、Slack、Skype などを通じて、読者からの記事に関する問い合わせに対応可能なチャットボットの提供が可能になる。13日時点では、βテストに参加を希望するパブリッシャーからの事前登録の開始のみで、実際のサービス開始時期については未定だ。
You-U社「OFFICE LIFE」への BOT TREE for Mediaを利用したチャットボット導入事例
今月10日には、ビッグデータ解析のユーザローカルがチャットボットを公開できる「人工知能ボットAPI」をリリースしている。ZEALS の「BOT TREE for MEDIA」の機能詳細は明らかになっていないため、機能やスペック面での比較はできないが、「BOT TREE for MEDIA」はオンラインメディア向けのサービスであることを強調しており、ユーザ(読者)を管理できるダッシュボードなどの機能がパブリッシャー向けに最適化されている可能性が高い。
ZEALS は2014年4月にローンチしたスタートアップで、DMM.com と富士ソフトによるコミュニケーションロボット「Palmi」や、ヴイストンの社会的対話ロボット「SOTA」で、会話型ロボットソフトウェアの開発を担当。2015年1月に、人材サービス大手のウィルグループ(東証:6089)から資金調達を実施し(調達金額非開示)、同年10月にコミュニケーションエンジン「MyROBOTS(現在の AI TREE)」を発表している。