読者の中にはすでにどこかで見かけたという人もいるかもしれないが、中国版ロボコップが発表された。中国国防科学技術大学(National University of Defense Technology)が開発した、ずんぐりした卵型の「AnBot」だ。残念ながら、外見はロボコップではない。こんな感じだ。 だが、以下のような優れた機能を持っている: 最高時速18キロで移動 人命に影響を与えずに「暴動の取…
映画『ロボコップ』(2014年版)販促資料より
読者の中にはすでにどこかで見かけたという人もいるかもしれないが、中国版ロボコップが発表された。中国国防科学技術大学(National University of Defense Technology)が開発した、ずんぐりした卵型の「AnBot」だ。残念ながら、外見はロボコップではない。こんな感じだ。
だが、以下のような優れた機能を持っている:
最高時速18キロで移動
人命に影響を与えずに「暴動の取り締まり」を行うための、遠隔で動作する テーザー型電子武器を装備
自己ガイド式パトロール機能
警察に通報する非常ボタン
「助けて」と叫ぶ声を検知すると警察に通報するスマート・モニタリング機能
自動充電
「環境モニタリング、生化学物質検知、爆発物処理」のための選択式モジュール
言うまでもなく、今回の発表は国内外においてやや冷ややかな目で迎えられた。例えば Shanghaiist では、犯罪者や暴徒が階段を使えばこのロボットは脅威にもならないだろうと指摘されている。さておき、Tech in Asia では、危険な状態にある市民を助けようとする AnBot の映像を独占的に入手することができた。
しかし現時点で私の関心事はまったく違うところにある。この種のテクノロジーが現れると、怠惰な当局は、人件費を節約するために犯罪の少ない地域では警察官をこういった陳腐なロボットで置き換えてしまおうと考えるのではないか、というものだ。そして実際に何かが起こった場合、緊急事態への対応を訓練し、判断力も持っている人間を配置するのではなく、代わりに階段すら登れないような卵型の Siri に頼ろうというのだ。
人工知能 AlphaGo と伝説的囲碁名人 Lee Sedol(李世乭/이세돌)氏との対局が行われてからすでにひと月が経ったが、この影響により、人工知能テクノロジーの重要性を唱える企業のビジネスチャンスが広がりはじめている。 対戦に勝つのは Lee 氏だろうと予想していた Cheetah Mobile(猟豹移動)の CEO、Fu Sheng(伝盛)氏もその一人だ。同社は北京拠点のスタートアップでユ…
人工知能 AlphaGo と伝説的囲碁名人 Lee Sedol(李世乭/이세돌)氏との対局が行われてからすでにひと月が経ったが、この影響により、人工知能テクノロジーの重要性を唱える企業のビジネスチャンスが広がりはじめている。
対戦に勝つのは Lee 氏だろうと予想していた Cheetah Mobile(猟豹移動)の CEO、Fu Sheng(伝盛)氏もその一人だ。同社は北京拠点のスタートアップでユーティリティアプリを手がけている。火曜日(4月26日)に行われた同社のグローバルメディアカンファレンスで Fu 氏は、Cheetah Mobile がロボティクス部門を新設し、人工知能の開発に5,000万米ドルの投資を行うと発表した。チームの指揮は Fu 氏自身が執るという。
多くの人が集まってスケジュールを決定することは、容易ではない。 テーマが決まった後に、まず参加者を決定し、会う時間を決定し、場所を決定しなければならない。ほとんどの場合、電話や電子メールなどでおおよその場所を決めた後に、さまざまな方法でスケジュールを調整する。デスクトップでの Outlookの招待機能を利用する人もいれば、スマートフォンでの Google や Apple のカレンダーに入力する人もいる。
<ピックアップ>A startup that just raised $25 million is like a college newspaper on steroids — and it’s racking up 30 million uniques a month ソーシャルコンテンツプラットフォームのOdysseyが米国で密かに急成長中だ。ニューヨークに拠点を置く同スタートアップは、先月4…
小売業向けロボット技術の開発を専門とするBossa Nova Roboticsは、同社店舗向けロボット展開促進のため1400万米ドルを調達した(編集部注:原文掲載4月26日)。 ピッツバーグで設立され、サンフランシスコにも事務所を構えるBossa Novaはこの数年、小売業向けオートメーションおよび分析用ロボット技術の開発に取り組んできた。このマシーンは棚の在庫を分析してデータを収集し、買い物客に…
上: Bossa Nova Image Credit: Bossa Nova
小売業向けロボット技術の開発を専門とするBossa Nova Roboticsは、同社店舗向けロボット展開促進のため1400万米ドルを調達した(編集部注:原文掲載4月26日)。
「不正確な在庫、空の棚や間違って置かれた商品のため、小売業者は毎年大きな損失を被っています」とBossa Nova RoboticsのCEOであるMartin Hitch氏は語る。「Bossa Novaの技術によって、店舗スタッフが在庫管理能力を改善するのに役立つような詳細で正確、かつ実行可能な高品質、時間を意識したデータを短時間で収集することで、売り上げ損失を取り戻ることができます」。