新種の人材管理プラットフォーム「Reflektive」、シリーズAラウンドで1,300万米ドルを調達

by Jon Cifuentes Jon Cifuentes on 2016.5.12

Image Credit: Reflektive
Image Credit: Reflektive

自分の仕事に真面目に取り組んでいる従業員の割合はアメリカで30%しかいないという。算出方法にもよるが、もしそうなら少なくとも数千億ドル規模の問題だ。

しかしReflektiveはこうした状態を解決してくれるかもしれない。同社はPinterest、Glassdoor、MuleSoft、Quantcast、Instacart、Lyftなど世界のトップ企業150社を対象に人材開発、業績マネジメントのプロセスをサポートしているからだ。成長加速に向けて、同社はLightspeed Venture PartnersとAndreessen Horowitzから新たに1,300万米ドルの資金を調達した。

私はReflektiveの設立者兼CEOのRajeev Behera氏に同社のユニークな点について伺った。「GE、Adobe、Deloitteなど、業績マネジメントツールを開発した企業はすべて業績評価制度を廃止しています。こういった企業では、勤続10~20年というよりは2~3年で従業員が燃え尽きて退職していくのを目の当たりにしています。今の中心的な取り組みは、『従業員にどのようにして仕事に継続して打ち込んでもらえるか?』というものです。」

Reflektiveのストーリーは、シリコンバレーの別の寵児であるSlackの話と似ている。Slackができた背景として、最初同社はゲームを作ろうとしていた点がある。ゲームはお粗末なものだったが、開発をサポートするために構築したコラボレーションプラットフォームは最高だった。このようにして30~40億米ドル規模の企業向けコラボレーションプラットフォームが生まれたのだ。

過去を振り返れば、Reflektiveは最速スピードで成長しているエンタープライズアプリではないかもしれないが、毎年10倍に増加している収益には著しいものがある。シリーズAラウンドのための目標は少しずつ2016年に入って変化していったものの、資金調達は業績をベースになされている。

Behera氏によると、「当社は元々は人材サービスではありません。Disneyで経験したストレスから考えたものなのです。私は当時、100人規模の開発スタジオを抱えていたのですが、部下のマネージャーは従業員管理が上手くできていませんでした。このプラットフォームは、Disneyでゲームを開発していた人が作ったのです。」

「私たちはこれをシンプルかつ簡単で、広められるものにしたかったのです。もともと、1週間単位で使える再エンゲージメントのメカニズムがたくさんあります。ベースが異なるので、見た目はかなり変わったものに見え明日。多くの製品では標準的なHR製品を最初に作りますが、私たちはリアルタイムのフィードバック製品から始めました。その後で上乗せするものを作っていったのです。」

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一般的に、HR部門の人はリスクを回避する傾向があるが、Reflektiveはこれとはまったく異なるアプローチを採用している。同社が推し進めているのは業績マネジメントの新しいプロセスであり、単にUIが改善されたものではない(もちろん、この要素もあるにはあるが)。「一般的に、多くの人材マネジメント企業は現行プロセスの改善をしています。当社では新しいプロセスを推し進めているのです。」

Reflektiveがユニークなのは、同社がマネージャーのワークフローを正しく統合し、人材マネジメントを年に1、2回行われる恐怖の業績評価ではなく継続的なプロセスにしているところにある。この機能はGmail、Outlook、Slackとも統合されているため、通常の業務以外で別のシステムを導入したり従業員同士でやり取りしたりする必要がない。

今回獲得した資金は製品の改善、 顧客獲得の構築、幅広い人材の採用に活用される予定である。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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