ウォンテッドリーは、2016年5月16日より社内グループチャットアプリ「Syncメッセンジャー(以下、Sync)」の機能をアップデートした。
今回のアップデートにより、デザイナー向けにはAdobeのPhotoshop、Illustratorファイルのプレビュー機能、開発者向けにはGitHubとの連携機能が実装された。
Photoshop、Illustratorのファイルをダウンロードすることなく、Sync上でプレビュー表示が可能になったことに加え、Dropboxの共有リンクにも対応した。Syncのメッセージ内のDropbox URLを送ると、プレビューで表示される。
さらに、「GitHub」と連携し、IssueとPull Requestのステータス変更やコメント作成時に通知されるようになった。連携はSyncの設定内で行うことができ、設定後はSyncのグループ内に通知が届くようになる。
Syncは2016年1月にサービスを正式リリース。2016年2月にはチーム機能を提供し、採用支援サービス「Wantedly Admin」を利用中の15,000社で社内コミュニケーションツールとして活用される事例が増えてきているという。
今回は、Snycユーザから要望の多かったデザイナーと開発者といったクリエイティブ職とのコミュニケーションをスムーズにするための機能が開発された。同社は先日、「CASE」というポートフォリオサービスをリリースしており、クリエイティブ職にとっても使いやすいサービスとなりつつある。
Syncは、今後「サポート」、「アカウント管理」、「社員の利用管理」を提供する法人プランのリリースを提供することで企業利用を促進し、Microsoftのオフィスファイルのプレビュー機能やカレンダーとの外部連携を強化し、Sync上でのコミュニケーションを快適なるよう機能拡張していく。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待