「無駄な会議をなんとかしたい」の声に応えるドキュメント共有ツール「9docs」が先行登録の受付を開始

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9docs

プロジェクトを進めるために行われる会議が多々ある一方、本当に必要な会議というのはどれだけあるのだろうか。

福岡拠点のスタートアップMAISIN&CO.が新たに開発しているプロダクトは、そんな会議に関する悩みを解決してくれるサービスだという。まだ利用希望者の先行登録を開始した段階だが、サービスの内容について話を聞くことができたので、その概要を紹介する。

エンジニア向けのコードの記録・共有サービス「BOOST(現在は「Boostnote」に名前を変更)」につづいて彼らが提供予定のサービス「9docs」は、無駄な会議を会社の資産へと変えていくためのツールだ。

カテゴリとしてはドキュメント共有ツールに位置づけられる「9docs」は、会議を中心に行われる情報共有を円滑にすることを目的に開発されている。

取材の際、開発中の画面を見せてもらったが、入力画面はWordpressの投稿画面を彷彿とさせ、マークダウン記法などを用いず、誰でも記述可能であることを意識して開発されている。作成したドキュメントは、会議の関係者を選択して通知することができるようになっている。

テキストを閲覧するユーザはハイライトなどが可能となっており、Mediumのような体験を想起させる。Evernoteのプレゼンテーション機能のように、全画面で表示することも可能だ。Trelloと連携させ、ドキュメント内に書かれたテキストからタスクカードを作成できるようにするなど、かゆいところに手が届く設計となっていることが伺える。

ドキュメント化し、チームに共有するようになることで、コンテキストの齟齬をなくすことを目指して開発されている「9docs」について、MAISIN&CO.代表の横溝一将氏は、「通知性と相互性」が同サービスの鍵だという。

横溝氏「開発する上で重点をおきたいのは、ドキュメントを書いた人に対して反応すること。そのため、ドキュメントの関係者に通知をし、リアクションしやすい設計となっています」

だが、ドキュメント共有サービスは競合も多い。どのように差別化を図っていくのかを尋ねたところ、「Google Docsは使っていて楽しくない」という言葉が横溝氏からは返ってきた。

このときはカレンダーアプリ「Sunrise」を引き合いに出しながら、機能的な充実度だけではなく、UIの美しさや体験の楽しさがサービスが選ばれる理由になりうるという話をしたが、「9docs」も機能的な差別化だけではなく、体験として楽しいかどうかが鍵になりそうだ。

「9docs」は、利用料金無料で、2016年8月に一般公開予定。現在、先行利用ユーザー募集している。

以前、本誌で紹介した「Boostnote」は、161カ国に広がっており、ヨーロッパ、北米、アジアの順にユーザ数を増やしている。「Boostnote」は今後オープンソース化していくことで、様々なニーズに応えていくという。

福岡拠点のMAISIN&CO.がエンジニア向けのコードの記録・共有サービス「BOOST」のβ版をリリース

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