社内匿名SNS「Blind」が業界単位のコミュニティ「Tech Lounge」を開設、DeNAやLINE等11社が参加

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2016.6.8

Blind-Tech-Lounge

人材競争が高まる中、「チーム採用」など企業にも新しい採用のあり方を模索する動きがあります。意味のないバイアスがかからないようにと、人材募集の際に応募者の氏名や性別などを伏せて採用する「anonymous hiring」(匿名採用)を後押しするサービスも登場するほどです。

この「匿名」を社内のコミュニケーションに活かすのが、サンフランシスコを拠点とする「Blind」です。Blindは、主に大企業に勤める会社員を対象に、ニックネーム制の会社単位のクローズド型SNS。米国・日本・韓国の3ヵ国で、約1,800社の大企業の社員が活用しています。2015年8月に日本に本格上陸し、同年11月にはDCMとグローバル・ブレインから金額非公開で資金調達を実施しています。

そんなBlindが新たに業界単位のコミュニティ「Tech Lounge」を開設しました。名前にTechとついていることからもわかるように、IT業界専用の匿名コミュニティ。現時点では、グーグル、アマゾン、Yahoo! Japan、楽天、LINE、マイクロソフト、リクルート、サイバーエージェント、DeNA、ミクシィ、GMOのIT企業11社で構成されています。今後も、参加企業は増えていく予定です。

日本のTech Loungeでは、ストックオプションなどを含む年収、福利厚生などの待遇、組織のカルチャーや職場環境、最新の業界ニュースやサービスに関する情報交換や批評会、また「IT業界あるある」など幅広いトピックスが話題になっているとのこと。

Tech Loungeのオープン前後でユーザー数は3倍に伸び、DAUも2.5倍に増加。Tech Loungeは、米国では既に昨年時点で先行オープンしており、AppleやTesla、UberなどIT企業50社が参加し、高いDAUを維持したまま拡大していると言います。

ビジネスにおける社内外のコミュニケーションに匿名性を取り入れることで、「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」が評価される場所が少しずつ形成されつつあるようです。

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------