AIドリブンな顧客管理ツールPatternが250万ドル(約2.7億円)調達ーー注目のB2Bスタートアップ調達まとめ

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編集部注:「注目のB2Bスタートアップ調達まとめ」は海外エンタープライズ系テクノロジーの話題をまとめた連載。本誌でも執筆中の「インプットをアウトプットするブログ」ブロガーで、B2Bスタートアップ・インキュベーション「archetype」所属の鈴木大貴氏がセレクトしたニュースをお送りします。

屋内ナビ機能もある社内設備予約サービスのRobinが700万ドル(約7.6億円)調達

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社内設備予約サービスのRobinがFirstMark CapitalなどからシリーズAで700万ドルを調達しました。Robinは会議室やプロジェクタ、電話会議システムなど社内設備の予約管理ができるタブレット用アプリとWEBサービスを開発するスタートアップ。

会社に設置したビーコン端末を使うことで現在地から会議室までの屋外ナビゲーションを行ってくれる機能も利用可能。サービスはGoogle AppsやOutlookなど既存のカレンダーと連携して利用可能で、InstacartやFoursquareなどがサービスを導入しているとのことです。

営業資料の一括管理ツールShowpadが5,000万ドル(約54.6億円)調達

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ライフサイクルの早い商材を扱う場合、顧客のニーズに合わせた営業資料を短いスパンで作成していくことが受注率向上に役立ったりするのですが、営業マンによっていつまでも古いバージョンの資料を使ったり、マーケティング担当としてはどの資料がどれだけ活用されているか分からないという課題があります。

今回シリーズCで5,000万ドル調達したShowpadはマーケティング部門が作成した資料を営業マンに一斉配信したり資料の利用状況を分析できるコンテンツ管理のツールを開発しており、2011年の創業以来Johnson & Johnson、GE、Coca-Colaなど850社がサービスを利用しています。

企業内ナレッジ管理のBloomfireが1,280万ドル(約13.9億円)調達

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ナレッジ管理システムを開発するBloomfireがシリーズBで1,280万ドルを調達しました。Bloomfireは企業の内のドキュメントを用途別に整理することで検索性を高めたり、社内SNSのように社員のQ&Aを通じてノウハウの交換ができるサービスを開発しています。

Bloomfireによると、業務時間のうち20%は社内で情報を探すことに使っているというデータがあるようですが、導入企業であるEtsyは年間10,000時間の節約に成功したのだとか。他にはDomino PizzaやWhole Foods Marketもサービスを導入しており、調達した資金は開発とマーケティングに活用していく模様です。

AIドリブンな顧客管理ツールPatternが250万ドル(約2.7億円)調達

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Salesforceと連携し顧客情報を効率的に管理できるPatternがSoftTech VCやFirst Round Capitalなどからシードで250万ドルを調達しました。営業担当者はCRM、電話、カレンダー、メールなど顧客と繋がる様々なツールにより情報過多に陥っており、受注に結びつく大切なシグナルを見落としてしまいがち。

Patternは蓄積されたデータをもとにAIがアタックすべき顧客の優先順位を付けてくれたり、フォローアップの指示を出してくれたり、MTGのメモを元に自動でSalesforceのフィールドを更新してくれる、営業担当の効率化と受注率向上に繋がる役立つツールを開発しています。Patternはソーシャルメディアマーケティング用ツールのWildfireをGoogleに売却したチームによって創業されており、初期ユーザー企業としてZendeskなどがサービスを利用しています。

通勤用ライドシェアサービスのScoopが510万ドル(約5.5億円)調達

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通勤に特化したライドシェアサービスを提供するScoopがIndex VenturesやBMW i Venturesなどからシードで510万ドルを調達しました。会社に向かう車の手配は前日午後9時まで、帰宅用は午後3:30までにスケジューリングを行うとScoopが同乗者とルートをマッチングしてくれ、家と会社の往復が可能。

もちろん、ライドシェアなので自分がドライバーになることもあります。サービスはTesla、Twitter、Ciscoなどで導入されており、従業員が安価で利用できる福利厚生的な意味合いが強いようです。

 

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