Microsoft、Bingの検索キーワードから膵癌の見込みがある患者を初期に探知する研究結果を発表

SHARE:

Bing

<Pick Up> Microsoft study uses Bing search queries to identify potential cancer patients

LinkedInの買収が世間をまだまだ賑わせていますが、Microsoftがその検索エンジン Bingの検索クエリを面白い形で活用しようとしているようです。

6月頭にThe Journal of Oncologyで発表されたその研究によると、検索エンジンのクエリを解析することで、膵癌の可能性がある患者を初期に特定することができるかを調べたとのこと。具体的には、既に膵癌の宣告を受けている患者を対象に、彼らの検索履歴を遡り、症状などから早期発見が可能だったかを調べました。

検索クエリには明かなパターンが確認され、現段階の探知成功率は15%ほど。今後、研究を継続することでこれを高めていけるのではないかとのことです。

via. TheNextWeb

 

 

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する