人工知能で5年以内に人気サービスとなるのは「スマートアシスタント」と「チャットボット」【調査結果】

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(抄訳)AI(人工知能)やマシンラーニング等のマーケティング調査会社、TechEmergenceが今日リリースした意見投票結果によると、向こう5年での人工知能関連コンシューマーアプリケーションでは、バーチャル・エージェントやチャットボットが最も人気を得ることになりそうだ。

AppleのSiri、AmazonのAlexa、FacebookのMとメッセンジャー、GoogleのGoogle Assistant、MicrosoftのCortanaとTayといった具合に、業界大手はこの分野に大きく賭け始めている。

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調査に参加した企業幹部の37%がバーチャル・エージェントとチャットボットが向こう5年で伸びると回答した

調査を担当したTechEmergenceの創業者、Daniel Faggella氏によると結果で最も予想外だった点として、この分野に非常に興奮している創業者の多くがチャットボットやスマートホーム・デバイスにまだ取り組んでいない人だったという点を挙げる。

この調査はTechEmergenceが人工知能関連の企業幹部35名を対象に、4月から5月にかけて実施したものFaggella氏はAI市場の「意識の盛り上がり」の表れを感じたと語っていた。

同調査はまた、インテリジェント・アシスタントの市場の重要性が増していること、そしてAmazonやGoogle、Appleといった企業間の戦いが始まることにも注目している。

「AmazonのEchoは最も早く使われだしたプロダクトとしてだけでなく、幅広く利用されたという点で強烈な成功を収めました。(…)そして今度はGoogleが同様のゲームに参加しようとしています。

スマートホームは頭脳を必要としていますが、それだけでは洗濯機の中まで繋ぐことはできません。調度品は頭脳になれないのです。それはキッチンの真ん中に鎮座したものであり、家族全員が話しかけられるものでなくてはなりません。それこそがあらゆるものが繋がることのできるスマートホームのハブとなりえるのです」(Faggella氏)。

【原文】
【via VentureBeat】 @VentureBeat

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