社会保険・労働保険の手続きを自動化するクラウドサービス「SmartHR」が年度更新機能を提供開始

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SmartHR_SS_労働保険フォーム

社会保険・労働保険の手続きを自動化するクラウド型ソフトウェア「SmartHR」を開発するKUFUが、同サービスおいて年に一度の「算定基礎・労働保険の年度更新」機能の提供を開始した。

労働保険では、保険年度ごとに概算で保険料を納付し、保険年度末に賃金総額が確定したあとに精算するという方法をとる。

事業主は、前年度の保険料を精算するための確定保険料の申告・納付と新年度の概算保険料を納付するための申告・納付の手続きが必要となる。これが「年度更新」の手続きだ。

この年度更新の手続きは、毎年6月1日から7月10日までの間に行わなければならない。

KUFUは、「算定基礎・労働保険の年度更新」を指して、「年に1度発生する社会保険・労働保険分野の確定申告のような手続き」だと表現する。

SmartHR_SS_労働保険書類view

これまで、全従業員の年間給与情報を集計し、紙の書類に手書きで作成、役所への届出や、金融機関に出向いて保険料の納付をしなければならなかった。

今回の新機能では、SmartHRを利用していれば毎月登録している給与明細を元に賃金台帳から自動でデータを同期、担当者は集計や手書きの手間がなくなるという。

役所への電子申請に対応しており、さらにSmartHR上からオンラインバンキングを介して保険料の電子納付も可能になるそうだ。

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