ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーが開発するメッセージアプリ「Sync(シンク)」が、元々はビジネスパーソン同士のつながりを整理し、活性化を支援する機能としてリリースされていたことを覚えているだろうか。
2015年4月に「Sync」がリリースされ、その後ウォンテッドリーはグループチャットアプリ「Syncメッセンジャー」の開発に着手。今年の1月にサービスをリリースしていた。
今月に入って、デザイナー向けにはAdobeのPhotoshop、Illustratorファイルのプレビュー機能や開発者向けにGitHubとの連携機能を実装した「Snyc」は、改めて「つながり管理」の実装を行った。
「つながり管理」機能を使うと、ユーザは「会社名」や「職業」、「学校名」なと、Wantedlyのプロフィール情報から人物の検索が可能になる。
つながっている人に対して、PCウェブサイトから「タグ」や「メモ」を残すこともできるようになっており、コミュニケーションをとる相手が誰であったのか、思い出せないということが減少すると考えられる。
ウォンテッドリーは今年に入って、「Sync」の開発に加えて、ポートフォリオサービス「CASE」やチャットを通じて仕事探しができるFacebook botも続々とリリースしている。この開発速度の速さこそが彼らの強みと言えそうだ。
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