人工知能事業拡大を目指すユーザーローカルが数億円調達、三木谷氏らも参加

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ビッグデータ解析を手がけるユーザーローカルは7月20日、クリムゾングループ、YJキャピタルおよびEast Venturesを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。調達資金の詳細は非公開で、同社では「数億円規模」としている。

合同会社クリムゾングループは楽天の創業者で、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が代表社員を務める個人資産管理会社。YJキャピタルとEast Venturesは2015年5月に実施した前回出資時に引き続いての参加となる。

同社は「なかのひと」や「うごくひと」などの無料ツールをはじめ、企業向けのヒートマップによる「User Insight」やソーシャル解析の「Social Insight」など、ビッグデータ関連の解析サービスを提供してきた他、今年5月には「人工知能ボットAPI」を発表するなど、開発の方向性をより人工知能関連にシフトさせる動きを見せていた。

ユーザーローカル、チャットボットを簡単に作れる人工知能プラットフォーム「人工知能ボットAPI」を発表

今回の増資についても、この人工知能関連のサービス強化を目的としており、ディープラーニング・機械学習向けのインフラ整備およびプロフェッショナル人材の拡充を推進するとしている。

同社代表取締役の伊藤将雄氏に人工知能ボットAPIの公開後の反響について聞いたところ、滑り出しは上々としつつも、顧客ニーズや、このチャットボットインターフェース自体の拡大についてはまだこれからといった印象を持っているようだった。

また、今回の調達に参加した三木谷氏については、元々、伊藤氏が楽天に在籍していた時期があったことなどの関係性によるものが大きいということで、あくまで個人的なつながりから出資に至ったという話だった。

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