<ピックアップ> Introducing the Bots Landscape: 170+ companies, $4 billion in funding, thousands of bots
ここ数カ月ほどボットや人工知能、インテリジェント・アシスタントといったワードの海を漂っていました。理由はやはりFacebookがメッセンジャープラットフォームを開放したことによる「チャットボット」ビジネスへの期待や、Amazonが推進するAlexaをはじめとする音声アシスタントが一般的な生活に浸透しはじめたことが大きいです。
一方でチャット形式のインターフェースとボット側の切り分けやビジネスモデル、利用シーンなど考察する範囲も幅広く、一歩間違えると人工知能研究の深い森に迷い込んで帰ってこれない事態になりかねません。
そういう意味でもこのVB Profileのボットランドスケープはいい感じにプレーヤーを整理してくれているように思います。元記事によると掲載されている社数は170社以上で、調達額は40億ドルを超えるそうです。主な分類は次の通り。
- ボットサービス:LukaやX.aiに代表されるパーソナルアシスタントやバーチャルエージェントサービスなど
- AIツール関連:SiriやAlexa、Cortana、Google Voiceなどの自然言語処理ツール類、機械学習関連
- ボット開発環境:Slackはボットプラットフォームであると同時に開発者向けのツール類も提供している
- メッセージング:Facebookメッセンジャー、LINE、WeChatなど
- コネクター:Smoochのようにボットとアプリの間を統合してくれるクラウドプラットフォーム
- ボット検索:ボットサービスの検索ディレクトリ
- 解析:ボットサービスの解析サービス
高解像度のデータはVB Profileに登録するとダウンロードできるようですので、この分野を考えている人だけでなく、インターネットサービス全般に携わる人たちはチェックしておいて損ないと思います。
via VentureBeat
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