LinkedInが動画領域へ、インフルエンサーが30秒の動画クリップを投稿できるサービスを開始

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 via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
via Flickr by “PRONan Palmero“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

LinkedInがRecordというスタンドアロンのiOSアプリをリリースし、動画領域に乗り出す決定をした。このアプリを使えば、30秒の動画クリップを使ってLinkedInの編集チームがキュレーションするトピックに対する反応をしたり、自分で始める動画をスタートすることができる。このアプリは当面LinkedInの500名のインフルエンサー向けに利用可能となっているが、より多くのユーザー向けに徐々に拡大していく可能性もある。

「LinkedInは転職先を探す場所であるだけでなく、情報を集める場所でもあります」とシニアプロジェクトマネジャーのJasper Sherman-Presser氏は語る。同社はこのアイデアにかなり投資してきたことを明かし、プロフェッショナルな知識を活用し、またユーザーが自分の関心のあることをシェアすることで評判を築く手助けをしたいという。

この動画の導入は、誰もが「軽いノリで簡単に、1000ワードの投稿を入力するために机に座る必要なく」なにかをシェアすることができるという方向性への一歩だ。

LinkedIn のRecordを使えば、インフルエンサーは教育政策から技術ニーズ、人工知能、ベンチャーキャピタリストにピッチする際に気をつけるべきことまで、関心のあるさまざまな話題をキュレーションすることができる。

そしてアプリを使えば、短期の寿命またはフィルターがない版のSnapchatのように、ある話題に関する考えを録画することができる。動画クリップができれば、LinkedInのフォロワーにシェアすることができる。

動画は他のユーザーと共有できるが、現時点では埋め込みはできない。埋め込みは今後の計画に含まれている機能ではあるが。スレッド形式の返信もサポートされておらず、動画クリップを通したお互いの交流はできない。

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「インフルエンサー」に選ばれなかったとしても、ウェブやモバイル上のLinkedInフィード上でフォローしているインフルエンサーが投稿した動画を見ることはできる。

さらに、この動画クリップを見たあと、その話題に関係のある動画クリップが表示される。「まるでマルチ1分パネルの世界につかるような感覚なんですよ」とSherman-Presser氏は表現する。

ネイティブ動画の提供を開発することはLinkedInにとって新しい試みだ。これまでも動画を出したことはあったが、買収を通じて取得した Linda.comのチュートリアルを通してのみだ。Pulseの買収を通じたパブリッシングプラットフォームの成長とインフルエンサープログラムのローンチに数年を費やしたあと、動画をそこに加えるべき時がきたのだと同社は説明している。

Sherman-Presser 氏はこのようにいう。

「私たちのインフルエンサーの間でひっそりとある意味テストをしてきました。そして、大量のリピート利用を見てきました。

会員が毎日LinkedInを訪れて、自分の業界トップにいる尊敬する人々のコメントを聞き、彼らの世界の一部をシェアできるようになることが、LinkedInにとっての成功です」。

動画の可能性をすでに取り入れた他の多くのサービスと比較すれば、LinkedInは控え目にいってもこのトレンドに遅れをとっている。一方、FacebookとTwitterはどちらもこの領域にかなり投資をしてきた。

Periscope や Facebook Live のようにLinkedInもライブストリーミングに突入する計画があるのだろうか? それはまだ頭の隅にしかないと Sherman-Presser 氏は認めている。今のところは「私たちが注力しているのは、ユーザーが生産的になり成功することです。何をするにしても、それがユーザーのプロダクトの使い方にフィットしなければなりません」。

LinkedIn Recordは現在 iOSのみで利用可能だ。インフルエンサーが動画クリップを投稿するにはアプリを使わなければならない。普通のウェブカメラは使えないようになっている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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