キャリア関連サービスの運営やベンチャー投資を行うスローガンが総額約1.4億円を資金調達

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左:スローガン ベンチャーキャピタリスト 前川英麿氏 右:スローガン代表取締役社長 伊藤 豊氏
左:スローガン ベンチャーキャピタリスト 前川英麿氏 右:スローガン代表取締役社長 伊藤 豊氏

スローガンが、シンガポールの投資会社であるREAPRA Ventures、社員持株会、数名の個人投資家を引受先とした総額約1.4億円の第三者割当増資を実施した。

スローガンは、2005年に創業。創業から10年にわたって、ベンチャーの新卒採用領域を中心に事業を展開してきた。創業初期から運営しているキャリアサイト「Goodfind」に加えて、最近では昇進、転職、起業、あらゆるキャリアに関してビジネスのプロに相談できるサービス「Advisory」をリリースしている。

昇進、転職、起業、あらゆるキャリアに関してビジネスのプロに相談できるサービス「Advisory」がリリース

2015年からは、投資事業を行うスローガン・コアント有限責任事業組合を設立し、ベンチャーキャピタル投資領域にも事業領域を拡張。2016年には、産業革新に特化した共創型アクセラレータプログラム「Supernova」を立ち上げた。

豊富な人材を強みにしたシード投資をーースローガンがシンガポールのVCと連携して投資事業を開始、新産業の創出を目指す

目指すは産業の革新ーー複数のプレイヤーが共同で起業家を支援するシードアクセラレータプログラム「Supernova」が始動

これまで自己資金で運営してきたスローガンが、資金調達に踏み切った理由について、スローガン代表取締役社長の伊藤豊氏は3つの背景がある、と語る。

伊藤氏「資金調達には、3つの背景がありました。1つ目は、「人の可能性を引き出し、才能を最適に配置することで、新産業を創出し続ける」というミッションの実現に比べたら、10年やったわりにまだ小さな存在なので、次の10年でもっと加速できないか?という問題意識は強くありました。

2つ目は、昨年から社外取締役として参画してもらっていた諸藤さんの経営知見を、より具体的に会社にインストールしていきたいと思ったこと。資金調達は、より密な協力関係のあり方を模索してきた結果でもあります。

3つ目は、私たちの事業自体が、社会的事業だと思っていこと。将来的に社会的公器として運営されるべきであり、長い目でパブリックな存在を目指すべきだと思い始めていたということもあり、外部資金の受入れには抵抗はなくなっていました」

スローガンは、今回の資金調達によって、既存事業の体制強化。ミッションの実現に向け、必要な周辺領域の新規事業の立ち上げを強化していく。東南アジアを中心に事業展開をするREAPRAグループとの連携も強化して、アジア規模での事業展開の足がかりも模索していく狙いだ。

伊藤氏「既にREAPRAの経営陣とのディスカッションは始まっており、改めてミッション・ビジョン・戦略の整理をし始めています。思いつきで新規事業をつくるのではなく、ミッション実現に向けて戦略的に必要なパーツを蓄積していくような事業展開ができればと思っています。今年から来年にかけて、いくつか新しい事業をリリースできると思います」