音楽を中心とした創作活動をしている人であれば、活動資金のクラウドファンディング活用を考えたことがあるかもしれない。 米クラウドファンディング「Kickstarter」にも数多くの音楽系プロジェクトが並んでいるし、米ヒップホップのベテラングループ「De La Soul」が2015年5月に達成した60万ドル(当時の為替レートで7200万円ほど)のファンディングは夢のある話題だった。 また、ニール・ヤン…
インドの業界団体 IAMAI(Internet And Mobile Association of India)と市場調査会社 IMRB によれば、同国の E コマース市場は、今年12月までに約21兆ルピー(約31.5兆円)に達するとみられている。このうちアパレルやフットウェア関連の売上は、年末までに約7.3兆インドルピー(約10.8兆円)に達する見通しだ。
投資家からの圧力
Eコマースはインドで好況にあり、大幅な値引競争や顧客獲得コストが E コマース企業に大きな影響を与えている。どの企業も市場シェアを獲得することには躍起だが、黒字化しそうな企業は一社も存在しない。悲観的な資金調達環境の中で、これらの企業は、バーンレートを下げ、値引きを減らし、コアビジネスに注力すべきとする投資家からの圧力の中にある。値引競争してきた Flipkart や Snapdeal のような企業は、長期にわたってこの方針を貫けることはなく、戦略の再考を迫られている。
Flipkart にとって小規模投資家にあたる Moegan Stanley は数ヶ月前、Flipkart 株式の持分を15.5%の94億ドルにまで下げた。最近では、中国の Alibaba が、オンラインマーケットプレイスの ShopClues を買収し、インドの主要モバイルコマース企業 Paytm と経営統合させる話し合いに入った、と現地紙の The Times of India が伝えている。Alibaba は、Snapdeal と Paytm の両社に投資している。
しかし、説明に耐えうる正確なトレンドもあったりする。Pew Research Centerの調査によるとウェブが始まった最初の25年間に、合衆国のインターネット成人利用人口が14%から87%に成長しているという数字がある。この数字はかなり飾りすぎではあるが、これが調査員たちによって書き記されたインターネットの社会的インパクトだったりするのだ。