Uberの自動運転車は人間の仕事を奪わないーー自動化で新たに生まれる仕事とは

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買収や時価総額ばかりに話題が向きがちだったオンデマンド配車サービスですが、ここにきて一気にテクノロジーなトピックスに流れが変わってきました。そう、自動運転です。

Uberがボルボと提携してピッツバーグでの自動運転走行(ドライバーは乗車するタイプ)テストを月内に始めると発表、完全ではないもののオンデマンド配車サービスとして自動運転を提供する最初の企業となりました。

自動運転車については現在、Uberの他にもGoogleやテスラ、トヨタにホンダ、ニッサンなど世界で19もの企業が取り組んでおり、大体2020年前後の一般販売を目指している状況です。

さて、ロボットや自動運転が発達するとひとつ出てくる話題があります。つまり、そこで携わっていた人間の仕事がどうなるか、という問題です。

この件についてUberの創業者、Travis Kalanick氏がBusiness Insiderに語っている内容がありました。ちょっと長いのでその箇所だけかいつまむと彼の主張はこんな感じです。

「サンフランシスコやベイエリアには大体3万人ぐらいのドライバーが働いている。では、仮に配車できる車を100万台に増やしたとしよう。当然、人間のドライバーを並行して増やすか、自動運転とのハイブリッドが必要になる。自分がイメージしている100万台の配車ネットワークで必要となる人間ドライバーの数は5万人から10万人なんだ」(抄訳)。

確かに人間を必要としない移動手段が出てくれば彼のいう膨大な数の配車ネットワークが構築できます。本当にいつでもどこでもスマホで呼べる移動手段です。

そうなれば人間のパーセンテージは低くなるものの、ビジネスが成立するわけですから必要となるドライバーの絶対数は逆に上がる、という考え方なんですね。更にTravis氏はドライバー以外の仕事にも言及しています。

つまり、ここまで自動運転車が増えると、車のメンテナンスのような、今までなかった、もしくはそこまで必要とされていなかった仕事が発生するだろうと。

無人の車両が大量に発生するわけですから、人間によるイタズラなんかも出てきそうです。もちろんそれを監視する人員だったり保険などの商品も生まれるでしょう。

無くなることを考えるより、新しく生まれることを考える方が楽しいかもしれませんね。

via Business Insidder
Image Credit via Flickr by “Heisenberg Media“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

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