釣果共有アプリ「ツリバカメラ」、釣りに特化したニュースサイト「釣報」の運営を行う福岡拠点のスタートアップ、ウミーべが資金調達を実施した。
今回のラウンドに参加したのは、ベンチャーユナイテッド、ドーガン、大和企業投資、SMBCベンチャーキャピタル、iSGSインベストメントワークス、佐銀キャピタル&コンサルティング、宮崎太陽キャピタルの計7社。調達した金額は非公開となっている。
ウミーべは、2015年9月に「ツリバカメラ」をiOSアプリでリリース。2016年2月にはAndroid版をリリースした。
今回調達した資金を元に、ウミーべは開発体制の強化と、営業体制の強化を図る。営業体制を強化するのは、「釣報」の広告営業を本格化させるためだ、
ウミーべは2015年5月に「釣報」を立ち上げ、その後半年で月間100万ページビューに成長し、現在は150万ページビューまで成長しているという。
釣りに限らず、專門誌の領域はなかなかwebに移行していない。釣り関連のインターネットメディアとして成長している「釣報」は、メーカー等から広告を獲得できる可能性が高いのではないか、とウミーべ代表取締役のカズワタベ氏は考えているという。
ワタベ氏「『釣報』は、『ツリバカメラ』のユーザを獲得することにもつながっています。「釣報」の収益化に取り組みながら、「ツリバカメラ」のユーザ獲得を狙っていきます。『ツリバカメラ』自体のマネタイズはしばらく行わず、アプリの改善を重ねていく予定です」
釣りという領域に絞っていることで、バーティカルなメディアも伸ばしやすい。ウミーべは、今後もメディアとアプリ、2つを軸に成長を目指す。
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