全日空がクラウドファンディングサイト「WonderFLY」をローンチ、アイデア創出から製品化・流通までを一気通貫で支援

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航空大手の全日空(全日本空輸)は3日、アイディエーション、プロトタイプ製作、クラウドファンディング、製品・事業化、世の中への流通までを一気通貫で支援するクラウドファンディングサイト「WonderFLY(ワンダーフライ)」をローンチした。

WonderFLY では定期的に募集テーマを設定し、アイデアを表彰するクリエイティブアワードなるイベントを開催。第一弾のテーマ「旅の常識を覆すモノ」のアイデアは本日から募集が開始され、審査に選ばれたアイデア最大10件に対しては、全日空から10万円〜90万円のプロトタイプ製作資金が提供され、その後のクラウドファンディングに進むことができる。審査員を務めるのは、ANA デジタルデザインラボ・チーフディレクターの津田佳明氏、一橋大学名誉教授の石倉洋子氏、メディアアーティストで筑波大学助教の落合陽一氏など。

全日空では WonderFLY のローンチを記念して11月3日にローンチイベントを開催し、クリエイティブアワード受賞を目指す参加者によるチームビルディングや、アイディエーションに向けてのブレストミーティングを行う予定だ。

全日空ではこれまでにも、社会起業支援 NPO のアショカ財団の協力により、旅客が持つマイレージをチェンジメーカーに寄付し、チェンジメーカーのフライト代金の一部に充当してもらうプロジェクト「BLUE WING」や、ガバメントクラウドファンディングとも連携予定の地域活性化応援サイト「ANA ふるさと納税」などを展開している。

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