東南アジアの起業家と投資家をつなぐコミュニティプラットフォーム「BEAM」が、シードラウンドで数十万ドルを調達

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アジアのテックエコシステムで、ジャーナリスト・投資家・起業家らをつなぐことを目的としたビジネス連携プラットフォーム「BEAM」は、シードラウンドで数十万ドルを TinkBig Venture から調達した。

シンガポールとマレーシアに拠点を置く BEAM は、今回調達した資金を東南アジア、中でも特にシンガポールとマレーシアでのプレゼンス拡大に使う計画だ。

同社は、スタートアップや起業家が互いにつながり、ビジネスを成長させられるよう、プロフェッショナル・サービスを公開する計画だ。投資型クラウドファンディング・プラットフォームやエンジェル投資家とも協業し、彼らの投資のバリュエーション向上を支援する。

BEAM の創業者 Kenneth Ho 氏は、プレスリリースの中で次のようにコメントしている。

BEAM は、(投資家や起業家の)ビジネスを次のレベルに引き上げられるよう、最大限の価値をもたらしたいと考えています。

BEAM は2015年12月、毎月開催するネットワーキングイベントを運営するコミュニティとして誕生した。今年6月には、ビジネスでつながりを持てるよういするアプリをローンチしている。

BEAM はシンガポール、マレーシア、日本でイベントを運営しており、このスコープを近い将来、ベトナムやフィリピンにも拡大する計画だ。

Ho 氏は e27 に語ったところでは、BEAM のプラットフォームにおけるシンガポールやマレーシアからのユーザ数は2,000人に近づいており、これらのうちの5%が投資家やスタートアップ・イネイブラーだということだ。これまでに、スタートアップからは投資家への約300件の資金調達要望を受け付けている。

【via e27】 @E27co

【原文】

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