
Tinderが新しい機能を導入する。マッチング候補に対して表示されるプロフィール写真を自動的に変更するという機能だ。
この「Smart Photos」機能では、Tinderのアルゴリズムが多くの写真にテストをし、どの写真が一番良い効果を発揮しているかを検証し、もっとも多くの右スワイプを引き出している写真に自動的に切り替える。
たとえば、飼い猫と一緒に写っているプロフィール写真がビールで乾杯している写真よりもポジティブな反応を得る確率が10パーセントが高かったとしたら、Tinderがビール乾杯の写真を飼い猫と一緒の写真に切り替えるのだ。
スワイプの履歴によって、人によって表示される画像が変わるということも付け加えておく必要があるだろう。たとえば、あるユーザーが笑顔のグループ写真を右スワイプする傾向があるとしたら、そうした写真がより表示されるようになる。テストにおいて、TinderはSmart Photosの機能によって「マッチング」の確率が12パーセント上昇したといい、この機能は時間とともによりスマートになると期待されている。
Tinderはここ最近、様々な取り組みを積極的に行っているが、今回のSmart Photosは最近の目立った新機能の中でも最新のものだ。数週間前には、ユーザーが料金を払うと自分のプロフィールを30秒間プロモーションできるTinder Boostという機能を導入した。その前にはSpotifyとの提携を発表し、音楽の好みをベースに相手を発見できるという機能も導入した。
オンラインデーティングの領域での他の動きを見ると、TinderのライバルであるHingeは今週プレミアム版を導入すること、より真剣な関係が得られるようにスワイプに基づくマッチングから離れることを発表した。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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