
Blipparは拡張現実アプリとして有名になったが、そのテクノロジーをさらに多くのマーケットにもたらしたいと考えている。同社は、サードパーティのデベロッパーが使えるAPIとして、プロプライエタリなAR・コンピュータビジョンテクノロジーをリリースする。
このセルフサービスのAPIセットには多くの機能が含まれる。基本的な無料のウェブツールからエンタープライズレベルのプラットフォームまで。BlippBuilderという名前のそのAR APIを使えば、デベロッパーはドラッグアンドドロップでAR体験をつくることが容易になる。
また、より応用的なJavaScriptツール用にはBlippBuilder Scriptも用意しており、それにはコンピュータビジョンのAPIも含まれてる。(テックコンサルティングのDigi-Capitalによれば、ARの市場は2020年までに900億ドルになると予測されている。)
Blippar Builderはここしばらくベータテストをしており、ベータ期間では4000ユーザーと100のエージェンシーが使用してきた。フルバージョンのBlippBuilderセットはSAPストアから購入可能になる予定だ。
Niantic LabsによるPokemon Goなどのゲームはコンシューマの間でARの魅力が拡散されるきっかけとなった。だが、AR開発におけるBlipperの本当のライバルはVuforiaで、幅広いエンタープライズとコンシューマの顧客を有するARプラットフォームを開発する会社だ。
Blipparは、経験値の多寡に関わらず誰でも使えるセルフサービスのARセットとして自社のテクノロジーを販売することで、そのテクノロジーを民主化し、あらゆるブランドと業界向けにより良いエンゲージメントとインタラクティブ性をもたらすことを狙っている。
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【via VentureBeat】 @VentureBeat
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