同性愛者デートのアプリ Hornet が上海拠点の VC よりファーストラウンドで800万ドルを調達


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Above: Hornet Logo

Hornet は「世界で2番目に大きな同性愛者ソーシャルネットワーク」と謳っているデートアプリで、そのファーストラウンドで800万ドルを調達したと発表した。今回のシリーズ A ラウンドは、上海に本社を置くVCのVentech China がリードし、2012年に実施した50万ドルのエンジェルラウンドでの調達に次ぐものとなっている。

2011年にサンフランシスコに設立された Hornet は「地域の同性愛者コミュニティに出会い、より多くの方法で高い質の社会的交流を提供する」ことで同性愛者コミュニティを「強化」する役割を果たしている。ここ最近では同社初となる買収を実施して手に入れた同性愛者都市ガイド Vespa の場所とイベントのデータが今月の大規模な更新で Hornet に統合されている。

Vespa によると、ロシア、ブラジル、フランス、台湾をはじめとするいくつかの市場では同性愛者ソーシャル・ネットワークのトップに位置しており、毎月300万人のアクティブユーザー、Grindr の数の半分を占めているという。確かに Grindr は最も有名なゲイオンラインコミュニティのひとつであり、今年初めにはこれまでの初の外部投資資金を入れて9,300万ドルの資金を調達している。これは同社がブートストラップして約7年後のことである。

Hornet と同様に Grindr の投資金は中国からもやってきていて、ゲーム大手 Beijing Kunlun Tech Company がそのファーストラウンドで同社の株式の60%を獲得しており、その評価額は約1億5500万ドルとなっている。なお、Hornet は調達した資金を世界でのビジネス成長とユーザー獲得のために使用すると説明している。

Hornet の CEO である Christof Wittig氏は「新しい投資家と協力して私たちの使命を拡大し、地域社会に貢献できることを嬉しく思います」とプレスリリースで語っている。

「Hornet は交流と関係を構築し、地域社会との有意義なつながりを形成する体験を提供します。私たちは完全につながっている同性愛者コミュニティのビジョンを実現するための投資を続けます」。

Ventech China は少なくとも1つの他の同性愛者向けコミュニティアプリに投資している。今年6月に中国の Blued のシリーズ C ラウンドに参加している。Blued はアジアで大きく、Grindr の2倍の規模だと主張している。今回の件について Ventech のマネージングパートナーで、現在 Hornetの取締役にも就任した Eric Huet氏は次のように語っている。

「Hornet に投資できたことを嬉しく思っています。ユーザーの特性と組み合わさったプラットフォームは比類ないものです。 これだけの短期間で Hornet は世界中の多くの市場で主導権を獲得しているのです」。

【原文】
【via VentureBeat】 @VentureBeat