グローバルゲーム企業 Playsnak は、韓国の VC 企業 K Cube Ventures より130万米ドルのシード資金を獲得したと発表した。
ベルリンとロサンゼルスに拠点を置く Playsnak は次世代型のゲーム企業で、モバイル・VR ゲームの開発とパブリッシングに注力している。同社はアジア発のゲームを欧米市場にパブリッシュしているほか、自社で VR ゲームも開発している。
Playsnak は今回獲得した資金を、VR・モバイルにおけるイノベーションをさらに強化するために活用したいとしている。
同社設立者で CEO の Paha Schulz 氏は次のように話している。
今回の資金調達で当社は革新的な VR およびモバイルゲームの開発と発見に集中するだけでなく、アジアと欧米のゲーム市場を結び付けることに注力し、ゲーム業界における真のグローバルプレーヤーになりたいと考えています。
Playsnak は Schulz 氏のほか、ゲーミングやエンターテイメント業界で Crytek、NCsoft、Electronic Arts、Nintendo などにて15年以上の勤務実績を持つ業界のベテランにより共同設立、運営されている。
K Cube Ventures は Kakao Corporation の投資部門だ。同社は ICT/SW のスタートアップ(主にモバイル、テック、ゲーム関係)への投資に特化しており、スタートアップあたり10万~200万米ドルを投資している。同社は2015年12月までに3つのファンドを運営しており、その総額は6,400万米ドル相当にも及ぶ。
同社は最近、Korea Investment Partner とともにモバイルロック画面広告サービスの Cashtree のシリーズ A ラウンドで400万米ドルを投資した。
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