東南アジアの定額フィットネスサービスKFit、Grouponのインドネシア事業に続きマレーシア事業も買収

by Tech in Asia Tech in Asia on 2016.12.6

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KFit 共同創業者 Joel Neoh 氏

フィットネススタートアップの KFitGroupon Indonesia を買収してから3ヶ月経った今日(原文掲載日:11月28日)、Groupon のマレーシア事業も買収したことを発表した。

この動きにより、KFit のグループ購入ビジネスへの進出は強固なものになる。この買収に先立ち、同社はマッサージとスパサービスをアプリに追加し、Fave という別のグループ購入アプリをローンチした。

Fave では食品やサービスの10~70%割引クーポンを提供しており、クアラルンプールやジャカルタ、シンガポールにある3,200のお店で使える。

KFit の共同設立者兼 CEO である Joel Neoh 氏に電話インタビューしたところ、買収した Groupon は来年早々にも Fave に吸収されるとのことだ。

Faveはレストラン、美容、ウェルネス、ジム、スタジオ、ホテル、バカンス、レジャー、エンタメ、専門サービスも提供できるようになります。

2015年に設立された KFit は、月額料金制でジムやフィットネスクラスを無制限で利用できるサービスで人気になった。今年は新たな収入源を増やすためにサービスを調整して毎月10クラスまでに制限し、マッサージ、スパ、美容サービスのグループ購入ビジネスを始めた。

Joel 氏は Groupon Malaysia の出身で、2010年には CEO を務め、後に Groupon のアジア太平洋地域事業を率いた。

グループ購入ビジネスの再興を目指して

Groupon の買収によってKFit は時代遅れのビジネスモデルになるとみられる。米 Groupon などのグループ購入サイトは、消費者の買い物熱が冷めてきたここ数年で業務を縮小してきた。

Groupon 自身、数ヶ国からの撤退や社員の解雇を実施し、小売事業とオンラインマーケットプレイスを営む e コマース企業に変貌せざるを得なかった

Joel 氏曰く、今の Fave は元の Groupon が90%だという。

眠りにつく前に将来はあるのだろうかと自問しています。

しかし彼は、自分たちの向かっている方向性は正しいと信じている。

Groupon と同じことをやるために Groupon を買収したのではありません。

アメリカのグループ購入大手企業が成功できなかったイノベーションとローカライゼーションで成功を掴み取る計画だという。

業者が安心して使える製品にすることで、インドネシアで Groupon は「買収時からおよそ2倍の成長を遂げた」と Joel 氏。

Groupon Indonesia を8月に買収した際、Groupon を利用している業者のうちデジタルの割引クーポンを利用していた業者はたった5%しかおらず、95%は紙の割引クーポンを利用していました。現在は80%がデジタルになっています。業者はそれぞれ別々のものを必要としており、私たちは彼らの要求を最大限満たすようなツールを用意できました。

Joel 氏はマレーシアでも同じように成長できると確信している。

Fave は来年には、消費者が割引クーポンという形でのみならず、購入するたびにキャッシュバックを受けたりポイントを貯めたりできる「ハイブリッドモデル」を採用する予定である。Joel 氏によると、Fave はリリース前にこのモデルの試験を100のパートナー企業で実施するという。

クーポンの方を好む消費者や業者も多く存在するので、クーポンも残します。私たちがやろうとしているのは、イノベーションを起こして消費者がもっと簡単に節約できるようにすることです。

Joel 氏によると、KFit の狙いは東南アジアで O2O 分野のリーダーになることだ。O2O は中国をはじめとした他の地域でも活気づいている。

O2O サービスを取り入れることで、中国では何百万もの地元ビジネスが成長しており、何億人もの人々が日常生活の一部としてこうしたプラットフォームを活用しています。

そうは言うものの、KFit はレストランや美容、ウェルネスといったような体験やサービスに集中させる、と彼は述べた。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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