Rocket Internet、東南アジアで展開するフードデリバリー「Foodpanda」の事業を競合のDelivery Heroに売却

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ドイツで多数のスタートアップを支援している巨大インターネット企業 Rocket Internet は本日(12月10日)、Foodpanda の全グローバル事業を競合の Delivery Hero に売却すると発表した。

Delivery Hero は、Rocket Internet が Foodpanda で展開していたのと同じような食品配送サービスを提供している。2011年5月にスウェーデンで設立され、クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタールなど33ヶ国で利用できる。

Rocket Internet は今回の事業売却で Delivery Hero の株式を取得し、その持分は37.7%に上昇する。ドイツのユニコーン企業である Rocket Internet は2015年2月、5億8,600万米ドルをかけて Delivery Hero の株式30%を取得していたが、それは、アジア7ヶ国で競合のスタートアップを買収するという統合戦略の一環だった。

Foodpanda は22ヶ国で展開しており、アジアに強力な基盤を持っている。サービスを利用できるのはインド、タイ、パキスタン、シンガポール、マレーシア、台湾、バングラデシュ、香港、フィリピン、ブルネイ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプトだ。最近になりインドネシアの事業は閉鎖した

Foodpanda は創業以来、総額で3億1,800万米ドルの資金調達を受けた。最近は Goldman Sachs からの1億米ドルだが、それはシリーズ F ラウンドだと目されている。これとは対照的に、Delivery Hero は11回のラウンドで13億3,000万米ドルもの資金を調達している。

本日(12月10日)発表された同社声明によると、「この案件により、Rocket Internet のグループレベルでみられた複雑な構造が解消される」という。

Foodpanda の CEO である Ralf Wenzel 氏は次のように述べた。

Delivery Hero のチームに参加し、共に成長してビジョンを共有できるグローバルプラットフォームの一部になれることを嬉しく思います。

本案件は年末までに完了する見込みである。

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【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】