2017年頭目指してSlackがGoogle Driveと連携強化、個別に共有設定せずともチャネル上のメンバーに自動でファイル共有

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<ピックアップ> Slack is becoming more deeply intertwined with Google Drive

チャットアプリの域を超えて、職場の生産性向上ハブとしてのソフトウェアを開発するSlack。生産性向上のために、ユーザが日々活用する外部ツールとの連携に積極的に動いている。

2017年初めのリリースを予定するのが、SlackとGoogle Driveとの連携強化だ。これにより、複数アプリをまたいで作業することなくタスクを完遂できるようになるという。

具体的には、SlackのチャネルでGoogle Driveのファイルを共有した場合、チャネル上のメンバーに自動的にファイルの閲覧・編集権限が与えられるようになる。Google側で事前に権限を設定する手間をSlackが肩代わりしてくれる。

また、共有されたファイルのより詳細なプレビューをSlack上で確認できるようになる。さらには、Google Drive Slackと呼ばれる専用botが、ドキュメントへの編集や変更があった旨をSlackに(従来のGmailではなく)通知してくれる。さらに、botのメッセージスレッドにあるボタンを使って変更を承認・却下などもできる。

Microsoftがビジネスチャットとしての競合製品「Teams」をリリースすることを受けて、11月頭にSlackはニューヨーク・タイムズに丸々1ページを使った広告を打った。Slackが、Microsoft オフィス製品の無料の代替えであるGoogle Driveとの連携を強化することは、当然の成り行きだと言える。

via. The Verge

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