進化を続けるSnapchat、16人と同時にチャットできるグループ機能を公開

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Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

Snapchatが、16人まで同時に友人と話すことができる新機能Groupsを本日公開する(編集部注:原文掲載12月13日)。

Snapchatのユーザーは、新しくスナップする際、もしくはチャットを始める際にグループを作成することができる。グループ内でユーザー名をタップすれば、一対一のチャット「Quick Chats」を始めることもできる。その後、グループと一対一のチャット間を行き来することも可能だ。

MessengerやWhatsAppといったFacebookの一連のアプリなどライバルの状況を考えれば、友人グループ機能に乗り出したのは、Snapchatにとって理にかなう一歩だ。Snapchatは2017年はじめにIPOを考えているとも言われており、できるだけユーザーを引き止め、他社サービスを使いたいとユーザーが思うきっかけを減らしたいと考えている。

これまでの経緯

Snapchat は10秒以内に消える画像を送り合ってユーザーが「チャット」できる、写真メッセージングアプリとして名を馳せた。だが、その瞬間的な写真送信機能を超えて、個人間のメッセージング、一般的なコンテンツ、ライブイベント、音声・動画コールなど幅を広げていった。今年の9月には、正式な社名をSnap Inc.に変更し、Spectaclesという名のファンキーなカメラメガネをリリースしてハードウェアの領域にも新たに進出した。

5年前のローンチから大きく進化したが、同社は原点を忘れないように注意している。まさに、この新しいグループメッセージも初期設定では24時間後に削除されるようになっており、グループに投稿されたスナップは、各メンバーは一度しか見ることができないようになっている。

今回のGroupsの機能以外に、二つのクリエイティブツールもリリースするとSnapchatは言う。ScissorsとPaintbrushだ。名前の通りだが、はさみを使っってプレビュー画面で写真の一部を切り取ってスティッカーに変えられるツールと、Memoriesに保管した写真をきれに修正できるツールだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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