Apple のアプリストアビジネスは280億米ドル規模に達する。2016年には Apple 自体がそこから84億米ドルと相当の利益を得ており、220万個のアプリを抱えるこのビジネスは、Tim Cook 氏率いる同社が総力をあげて守る帝国だ。 しかし今その帝国が、かつてないほどの脅威にさらされている。 今までになく大胆な今回の挑戦状は中国からたたきつけられた。8億4,000万人以上のアクティブユーザ…
Apple のアプリストアビジネスは280億米ドル規模に達する。2016年には Apple 自体がそこから84億米ドルと相当の利益を得ており、220万個のアプリを抱えるこのビジネスは、Tim Cook 氏率いる同社が総力をあげて守る帝国だ。
危ういのは Apple アプリストアの儲けだけではない。iPhone や iPad で利用されるアプリはそれ自身がそういった機器のセールスポイントになっている。というのも Apple は他の機器では利用できないアプリ(例えば Super Mario Run など)や Prisma のような他にはない新しいヒット商品を Google が Android で提供するよりも多く引き込んでいるからだ。
Tencent の CEO である Ma Huateng(馬化騰)氏によると、WeChat がアプリでありながらアプリでないその機能の開発に取り組んでいたところ、Apple は同社がその機能に「アプリ」という単語が関連する名前をつけることを禁止した。そのため同社は、この機能を Mini Programs と呼ばざるを得なかったのだが、実際のところ、それは取るに足りない出来事だと言えよう。
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