Facebook、VR事業ヘッドに元Xiaomi役員のHugo Barra氏を採用

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上: 2017年のCESのステージ上で発表するXiaomiのVP Hugo Barra氏
Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat

中国のスマホメーカーXiaomiを離れて数日後、Hugo Barra氏はシリコンバレーに戻ることになった。Barra氏はFacebookに採用され、新しいポジションではOculusなど同社のVRの取り組みを率いる予定だ。

Barra氏は今週Xiaomiを去り、サンフランシスコベイエリアに戻る選択をした。Googleの社員として何年もを過ごした場所でもある。Barra氏のGoogleにおける最後の役職は、Android担当プロダクトマネジメントのバイスプレジデントだった。その後4年近くをXiaomiで過ごしたあと、故郷が恋しくなり、友人やかつての生活の拠点があった場所に戻りたくなったのだと彼はいう。

AndroidをトップのモバイルOSとならしめたこと、かつXiaomi在籍中にプロダクトと事業の成長を加速させたという彼の経験は、Facebookにとっても非常に大きな価値をもつだろう。さらに、彼はVRの門外漢ではない。Xiaomi もまたMi VRヘッドセットを開発して参入していた領域であり、同社は「中国市場においてより洗練されたVR製品」に取り組んでいた。8月にCNBCによるインタビューで語った際には、Barra氏のアプローチはオープンプラットフォームの開発に注力することだ言っていた。

このアプローチをFacebookでも継続するかどうかはまだ分からない。

OculusのCEO、Brendan Iribe氏が辞任するタイミングでBarra氏は採用された。また、FacebookはOculusの買収に関する裁判を続けてる。

Iribe氏はBarra氏について「彼の経験とプロダクトにおける鋭い判断力は、Oculusにとって最適だろう」と語っている。

(本記事は抄訳です。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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