第5回シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金は、工場と消費者を直結するファッションブランド「Factelier」運営の山田敏夫氏が受賞

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スコッチウイスキー「シーバスリーガル」を展開するペルノ・リカール・ジャパンは、幻冬舎発行の雑誌「GOETHE(ゲーテ)」の協力により、優秀な若き起業家やプロフェッショナルを発掘・支援する「シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金 Supported by GOETHE」を運営している。2012年に設立されたこの賞は今年で5回目を迎え、昨年9月から11月にわたり起業家の募集がなされた。

多数の応募者の中から、本年度の受賞者には、縫製工場と消費者をつなぐファッションブランド「Factelier(ファクトリエ)」を運営する、ライフスタイルアクセント代表取締役 CEO の山田敏夫氏が選ばれた。山田氏には、Factelier の事業支援のため、1,000万円の助成金が交付されるほか、シーバスブラザーズ社が主催するアントレプレナー世界大会「THE VENTURE(ザ・ベンチャー)」へ日本代表として挑戦する権利が与えられる。THE VENTURE で、山田氏はイギリス・オックスフォード大学で集中アクセラレーションプログラムに参加、2017年7月にアメリカで開催されるファイナルウィークで100万ドルの助成金を巡り、世界各国代表の起業家としのぎを削ることとなる。

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ヤングアントレプレナー基金の第3回と第4回には、それぞれ SenSprout(センスプラウト)の川原圭博氏と、第4回受賞者の MOLCURE(モルキュア)の小川隆氏が選ばれるなど、これまでにも、社会的に貢献度が高いと評価される起業家が受賞してきた。Factelier は、一般的に大手ブランドが価格決定権を持つことが多いファッション業界において、そのイニシアティブを縫製工場に移し、工場に新たな雇用を生み出し、高付加価値のファッション需要を生み出していることが高く評価された。

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山田氏には、ペルノ・リカール・ジャパン社長 Tim Paech 氏から助成金の目録、GOETHE 発行人/統括編集長の舘野晴彦氏から記念楯、シーバスリーガル名誉マスターブレンダーの Colin Scott 氏から副賞のシーバスリーガル18年スペシャルボトルが授与された。

ヤングアントレプレナー基金の授賞式とあわせて、この日、注目すべきビジネスリーダーに贈られる名誉賞「シーガルリーガル18年 ゴールドシグネチャーアワード 2017 Presented by GOETHE」の授賞式も行われた。受賞者は次の通り。

【コーポレートバリューデベロップメント部門】

スノーピーク(東証:7816) 代表取締役社長 山井 太(とおる)氏

【ビジネスイノベーション ソーシャル部門】

ユーグレナ(東証:2931) 代表取締役社長 出雲 充 氏

【ビジネスイノベーション カルチュラル部門】

JAPAN CRAFT SAKE COMPANY 代表取締役CEO 中田 英寿 氏

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