2017年 IPO 候補の Airbnb、年越しの利用者数が昨年のほぼ倍の200万人に

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Image by Mitja Miklav via Attribution Engine. Licensed under CC0.
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<ピックアップ> This New Year’s, Airbnb got the hockey-stick growth that every startup envies

2017年のIPO候補にも挙げられたシェアリングエコノミーの優等生 Airbnb ですが、2008年の開始から10年近く経過してまだまだ成長している様子を伺える数字を発表していました。

CEO の Brian Chesky氏が12月31日にツイッターに投稿したもので、2015年の年越し Airbnb 利用が110万人だったのに対して、2016年はほぼ倍の200万人に到達。

よくAirbnbと比較される世界最大のホテルチェーン、マリオット・インターナショナルの評価額が今日時点で320億ドルで、Airbnbが300億ドルと言われていますから、上場してその財務状況が明らかになると同時にその価値が市場にどのように受け入れられるか、こちらも気になるところです。

ちなみにこのマリオット・インターナショナルは一昨年から昨年にかけて同じくホテルグループのスターウッドを買収したとかで、更に規模が拡大しているそうです。

「両社の統合による規模は以下のとおり。対象となる国は世界100か国以上、ホテル数は5500軒以上(うちマリオットが4300軒、スターウッドが1270軒)、客室数は110万となる見通し。また、ロイヤリティプログラムの登録会員数は、現在、マリオット・リワード会員が約5400万名、スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)が約2100万名」(引用元:トラベルガイド)

国内では我らが重松大輔氏率いるスペースマーケットがこの「民泊ど真ん中」で気を吐いて市場を牽引しているわけですが、特区による民泊の推進や旅館業法の緩和、さらに今年の通常国会提出に向けて準備の進む「民泊新法」など規制側もじりじりと動き出しております。

スマートロックやインバウンド、訪日外国人向けの通信サービスなど関連事業が幅広いだけに引き続き注目しています。

via Quartz

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