モバイルペイメントのコイニーが8億円調達、蓄積されたデータを元に企業評価も

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モバイルペイメントを提供するコイニーは2月6日、産業革新機構とSBIインベストメントおよび電通デジタル・ホールディングスが運用するファンドを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。株式による調達に加え、西武信用金庫からの融資を含めて調達した資金は総額約8億円となる。株式の比率や払込日などの詳細は開示されていない。

同社はスマートフォンによる決済サービス「Coiney ターミナル」、オンラ イン決済サービス「Coiney ペイジ」、AI 与信エンジン「Coiney エンジン」の事業拡大を目的に、今回調達した資金で開発およびセールス・マーケティング人員の強化を図るとしている。

Coiney エンジンはこれまで同社が提供してきた端末一体型のターミナル、オンライン決済のペイジなどの事業を通じて蓄積された決済データや各種統計データを活用し、AI(人工知能)によって企業評価を提供するサービス。パートナーとなる金融機関等の融資やコンサルティング業務に与信情報のひとつとして活用することを予定しており、コイニー代表取締役の佐俣奈緒子さんの話ではサービスインは今春を目指しているという話だった。

「私たちは AI エンジンを金融機関へ提供して一緒に(企業評価判定を)実施していくという立ち位置になります。ただ、すべて AI で判断した融資判定は現状で金融庁が許可していないやり方なので、そこは既存の方法と併せつつ、最終的には AI のみに置き換えていくことを想定しています」(佐俣氏)。

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